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岡崎慎司がレスターで愛された理由 英国に美しく順応した「常にタンクを空にする男」

5/27(月) 20:01配信

Football ZONE web

“伝説の一部”となった岡崎、誰もが今季限りでの退団を惜しむ

「Okazaki ‘Beautifully’ Adapted To The Premier League」(プレミアリーグに美しく順応したオカザキ)

【動画】“奇跡の優勝メンバー”岡崎慎司が笑顔で地元レスターサポーターと別れ

 5月20日、こんなタイトルの記事がレスターの公式サイトに掲載された。私がリチャード・メロー広報官の取材に応じたものだ。10日に今季最後となる監督定例会見に出席した際にインタビューを受けた。天気の悪い英国では珍しく雲一つない五月晴れの日で、ちょうど3年前、レスターのプレミアリーグ優勝が決まった直後の定例会見も、こんな晴天の日だったことを思い出した。この2日前の8日、日本代表FW岡崎慎司の今季限りでの退団がレスター公式サイトで発表されていた。

 この4年でメロー広報官とは、「リッチー」「マサ」と呼び合う仲になっていた。レスターと同じ青のユニフォームを基調とした“ブルーズ”でも、本当はエバートン・ファンであるリッチーは、私のインタビューを終えると「シンジが退団すると本当に寂しくなるな」と、呟くように言った。試合の取材申請を担当するマリーには、「シンジが退団したら、もうレスターには来ないの?」と聞かれた。

 阿部勇樹(現・浦和レッズ)の所属2季目の冬にレスターの広報官となり、今では監督付きに出世したアンソニーには「レスターの試合に来たければ言ってくれ。いつでも招待するから」と声をかけられた。また英地元紙「レスター・マーキュリー」の主任ライターであるロブ・タイラーには、「シンジがいなくなり、君たち日本人報道陣も来なくなると、優勝が本当に遠ざかったように感じて、センチメンタルな気持ちになるよ」と言われた。

 しかし、こうしたインタビューを受け、クラブ関係者や地元紙ライターと心が通ったのも、岡崎がレスターでその名を轟かせたからだ。加入初年度の2015-16シーズン、残留争いをすると見られていたチームが突然変異を起こし、“優勝オッズ”5001倍の奇跡の優勝を果たして、岡崎はクラブの伝説の一部となった。

 そのことは、就任わずか3カ月で岡崎の退団に立ち会ったブレンダン・ロジャーズ監督の言葉からも明確に伝わってきた。

 定例会見後、私を含めわずか5人の地元記者によるロジャーズ監督を囲む懇談会に出席した。正直、たった3カ月の付き合いでどれほどのことが言えるかと高をくくっていた。しかし岡崎について聞くと、ユルゲン・クロップ監督が就任する前のリバプールを率い、セルティックで2年連続3冠を達成した知将は驚くほど饒舌になった。

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最終更新:5/28(火) 10:46
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