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うつ病、パニック障害…心の不調は「首こり」が原因だった!

5/28(火) 6:05配信

幻冬舎plus

松井孝嘉

頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ状態、パニック障害、慢性疲労、胃腸不良……こんな不調に悩んでいませんか? 自律神経の世界的権威、松井孝嘉先生の『首こりは万病のもと』は、こうした不調の原因が「首」にあることを指摘した、画期的な一冊! その知られざるメカニズムと、みるみるカラダがよみがえる治療法&予防法を解説した本書の一部を、少しだけご紹介します。*   *   *

「うつ病」には2つの種類がある

首疲労によって自律神経が失調をきたした状態が長く続くと、その不調が“心も体もボロボロになりかねない怖い病”へと進行してしまうことが少なくありません。

たとえば、「頸性うつ」をはじめ、「慢性疲労症候群」「パニック障害」といった病気です。

「頸性うつ」というのは聞きなれない病名かもしれませんが、うつ病は「原因不明の精神疾患によるもの」と「首の筋肉異常が原因であるもの」と、大きくふたつに分かれます。そして、昨今、社会問題化するほどに増えてきているのは、「首に原因がある頸性うつ」のほうなのです。

この「頸性うつ」にしろ、「慢性疲労症候群」や「パニック障害」にしろ、一般の病院では原因もわからないまま、ほとんど治療らしい治療がなされていないことが少なくありません。実際に、まったく治らないまま、何年も症状を引きずって苦しんでいる患者さんがたくさんいらっしゃいます。

しかし、私の病院では、首の筋肉疲労をとる治療を施すことにより、患者さんの90パーセント以上がこれらの病から完全回復されているのです。この結果から見ても、これらの病気が首疲労からきているのは明らかだといえるでしょう。

そしてもうひとつ、怖ろしい現実を指摘しておかなくてはなりません。

というのは、近年、首疲労からこじらせた病気によって自殺を考える人が非常に増えているのです。

「頸性うつ」や「慢性疲労症候群」など、首疲労を原因とした病気では、うつ症状以外にもさまざまなつらい自律神経失調症状を伴うことが少なくありません。しかも、そういったつらさは周りの人になかなか理解してもらえず、なかには、「仮病」「さぼり病」といったレッテルを貼られてしまうようなこともあります。

このような闘病を長年重ねていくうちに、次第に孤独感や悲壮感を深め、生きる希望を失って、自らの命を絶とうとする人が多いのです。

私の病院を訪ねてこられる患者さんにも、「何度死のうと思ったかわからない」「何回も自殺未遂を繰り返した」という方が非常にたくさんいらっしゃいます。

しかし、そういう絶望の淵に立たされている患者さん方も、首の筋肉疲労をとる治療を受ければ、うつ症状のほうも体の症状のほうも日々着実によくなっていきます。

そして、病状が快方へ向かうにつれ、みなさん口をそろえて「ああ、あのとき死ななくて、ほんとうによかった……」としみじみおっしゃるようになるのです。私は、そういう患者さんを、何人も何人もこの目で見てきました。

今、日本では毎日90人近い人が自殺をしているといいます。

おそらく、そのなかには、「首疲労の治療」さえ受けていれば、死を選ばずにすんだ人もいるのではないでしょうか。精神疾患のうつ病患者よりも、首が原因のうつ症状が出ている人のほうが自殺をする確率が高いのです。治療をしないで放置すると死に至るおそろしい病気です。

ですから、私はそういう方々を救うためにも、首の大切さをできるだけ多くの人に広めていきたいのです。

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最終更新:5/28(火) 6:05
幻冬舎plus

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