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茨城県つくば発の名物「チョウザメ」は美容と健康にいい!?

5/29(水) 14:41配信

旅行読売

 キャビアの親魚といえばチョウザメ。だがこの魚、卵だけでなく身肉の味も抜群である。その美味は、意外にも茨城県つくば市の名物なのだ。

 チョウザメと聞けば、誰もがキャビアを思い出すはず。この世界三大珍味の一つを生み出す“チョウザメ”は、サメの名があるが、サメとはまったく異なる種類の淡水魚である。あのシーラカンスと同じ時代、約3億年前から生き続けている古代魚で、西洋では「ロイヤルフィッシュ」、中国でも「鰉魚(エンペラーフィッシュ)」と呼ばれて、その美味なることが古くから知られてきたという。
 今回は刺し身と握り寿し、焼き魚で味わったが、噂に違わぬ美味で正直、驚いた。身はコリコリシコシコ、淡白ながらしっとりと脂も乗っている。身質はフグに近いが、フグよりも上品な脂がある。

 その脂も、動脈硬化予防などに良いとされるEPAなど高度不飽和脂肪酸が豊富。コラーゲンも豊富で、骨には関節痛などに良いといわれるコンドロイチン硫酸も多く含まれているという。まさに、美容と健康におすすめ、しかも非常においしい古代魚なのである。
 さらに驚いたのは、日本に流通しているチョウザメ肉のほとんどすべて(宮崎県を除く)は、茨城県つくば市の稚魚が育ったものということ。同市にある株式会社フジキンは、独自の流体制御技術を生かして、1998年に民間企業として世界で初めてチョウザメの水槽での完全養殖に成功。ここから全国の養殖場に稚魚を送り、それを育てたものが“王室・皇帝の美味”として出回っているというわけである。
 市内にある紫峰鮨では、チョウザメの刺し身や握り、天ぷらや軟骨入りの茶碗蒸しなどが味わえるほか、隣の常総市にある1872年創業の老舗・寺田屋では、チョウザメの西京漬などを販売している。食べておいしく体にも良いチョウザメ料理を味わいに、つくばへ出かけてみてはいかが?

問い合わせ
いばらきキャビアフィッシュ協力会/電話029・856・3301(事務局:株式会社フジキン)

紫峰鮨
新鮮なチョウザメを刺し身や握り、コース料理などで味わえる。「天ぷらも人気です」とご主人の小倉秀正さん。チョウザメ料理は原則要予約。
12時~13時30分、17時~22時。日曜休/つくば市東光台3-1-1/電話029・847・3011

西京漬の寺田屋
「チョウザメは脂が多いので5日間かけて5回手もみをして味を染み込ませます」と社長の寺田弘二さん。真空パックで日持ちするので贈りものにも最適。各種1個1300円。
7時~14時30分。水、日曜・祝日休/常総市大輪町910-15/電話0297・24・1811

最終更新:5/29(水) 14:54
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