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映画『キングダム』撮影現場に見る、佐藤組のiPad超活用術

5/30(木) 17:19配信

エイ出版社

GW大作を向こうに回して大ヒット中の『キングダム』

映画『キングダム』は、もうご覧になっただろうか?

その壮大なスケールから『実写映画化は不可能』と言われた原泰久氏のベストセラー漫画を実写映画化した『キングダム』はゴールデンウィーク直前に公開され、アベンジャース・エンドゲーム、名探偵コナンを向こうに回して大ヒットを続けている。

ピクチャーエレメントと佐藤組のiPadを活用した映画制作ワークフローの変革

原作漫画『キングダム』は紀元前3世紀の古代中国、春秋戦国期を舞台にする物語。後に秦の始皇帝になる少年時代の『秦王政』と、戦災孤児『信』の出会い、そこから戦国武将として成り上がり、中国を統一していく様を描く壮大なドラマで、現在54巻までが発行され、累計3800万部超が売れている大ヒット作だ。

映画は、このうち5巻までのストーリー、信と政の出会いと、王宮奪還までを描く。

メガホンを取ったのは、『GANTZ』『図書館戦争』『アイアムヒーロー』『いぬやしき』『BLEACH 死神代行篇』などで知られる佐藤信介監督。

原作ファンには「漫画のイメージが壊れたら……」と不安がる人も多いようだが、本作にそんな心配は無用だと思う。中国ロケまでもを敢行し、壮大な原作のイメージを巧みにリアルな映像として再現していることに感嘆させられる。

配役も素晴らしい。強大な武将『王騎』(おうき)を大沢たかお、原始的な仮面の下に美貌が隠されている山の民の王『楊端和』(ようたんわ)を長澤まさみ、原住民のようなフクロウのかぶり物の中にかわいい女の子が入っている天才軍師『河了貂』(かりょうてん)を橋本環奈……意外に思う部分もあるのだが、この配役が見事にマッチしているのだ。個人的には忠実な将軍『昌文君』(しょうぶんくん)を高嶋政宏、実直な武将『壁』(へき)を満島真之介という配役にも感心した。原作のイメージを上手くふくらませて映像化していると思う。

『信』の山崎賢人(崎は正しくは右上が立)、『えい政/漂』(えいせい・ひょう)の吉沢亮に関しては、原作のイメージに比してイケメンすぎる気もするが……その熱演ぶりには引き込まれるものがあった。

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最終更新:5/30(木) 17:19
エイ出版社

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