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トッテナム対リバプール、今季最後の大舞台で笑うのは? 勝利へのカギを握るのはこの2人だ!【CL決勝プレビュー】

6/1(土) 10:32配信

フットボールチャンネル

 チャンピオンズリーグ決勝戦、トッテナム対リバプールが現地時間1日に行われる。前者はクラブ史上初の、後者は2004/05シーズン以来となるビッグイヤー獲得を目指すが、勝利の女神は一体どちらに微笑むだろうか。そして、この試合でカギを握るのは誰なのだろうか。

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●劇的な形でファイナル進出の両者

 今季最後のビッグゲーム、チャンピオンズリーグの決勝戦が現地時間1日にマドリードのワンダ・メトロポリターノで行われる。白熱必至の大舞台にたどり着いたのは、イングランドのトッテナムとリバプールだ。前者はクラブ史上初の、そして後者は2004/05シーズン以来となるビッグイヤーの獲得を目指す。

 お互いに共通しているのは、一時グループリーグ敗退の危機に追い込まれながらも粘り強い戦いを見せ勝ち抜いてきたこと。さらに準決勝ではともに奇跡的な逆転勝利を挙げ、ファイナルへの切符を掴み取っている。どちらも決勝に生き残ったという確かな自信と実力を兼ね備えているため、どちらが有利かと言われても答えを導き出すのは非常に難しい。ましてや決勝の舞台は一発勝負であるから、何が起こってもおかしくはない。

 リバプールはお馴染みとなった4-3-3のフォーメーションを採用してくるだろう。前線の3人はモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネで形成されることは間違いなく、このトリオの働きが重要となってくるはずだ。中盤の3人はジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムとなることが予想されるが、ここにジェームズ・ミルナーが入ってくることもあり得るだろう。確実なのは誰が出てもトッテナムにとっては厄介なものとなることだ。

 一方、初優勝を狙うトッテナムは4-2-3-1で決勝に挑むかもしれない。1トップには負傷明けのハリー・ケインが入るだろうか。ボランチの組み合わせは様々な形が予想できるが、ムサ・シソコと状態が万全であればハリー・ウィンクスが入るかもしれない。そうなった場合、右サイドにはクリスティアン・エリクセン、トップ下にデレ・アリ、左サイドハーフにソン・フンミンといった並びが考えられる。

●リバプールのキーマンはこの人

 リバプールの注目選手は1トップに入ることが予想されているロベルト・フィルミーノだ。典型的なストライカータイプではなく、リバプールにおいては“司令塔”のような役割を果たしているブラジル人FWの働きは、攻撃陣の勢いをさらに加速させるうえで必要不可欠なものとなってくる。

 ボールを持ったときのアイデアの豊富さは同選手の最大の持ち味。オフ・ザ・ボール時のポジショニングなども抜群であり、相手ディフェンダーからすれば警戒しなければならないポイントになってくるだろう。今季のプレミアリーグ得点王に輝いたマネ、サラーの両ウィングを生かしたいリバプールだが、彼らの存在感を引き立てるのもこのフィルミーノである。

 選手本人からしても、決勝戦に懸ける想いは相当強いものとなっていることだろう。というのも、フィルミーノは負傷のため、準決勝のバルセロナ戦では1stレグの12分間しか出場することが許されなかった。チームが1stレグを0-3で落としたものの、2ndレグで4-0と奇跡的な逆転勝利を挙げたおかげで決勝の舞台に立つことが許されわけだが、その立役者となることができなかったという事実は、フィルミーノにとっては悔しいものとなったはずだ。だからこそ、決勝ではヒーローとなることが求められる。

 今季のプレミアリーグではトッテナムとの2試合で2得点を奪っており、相性は良いと言えるのかもしれない。そうした事実もプラスして、トビー・アルデルヴァイレルトやヤン・フェルトンゲンら相手ディフェンダーからのマークはかなり厳しいものとなるだろう。が、そうした難しい状況をどこまで力に変えていけるのかにも注目だ。

●トッテナムはこの男の復帰がカギに

 アヤックスとの準決勝では1stレグを0-1で落とし、2ndレグでも2点を先行されるなど大苦戦を強いられたトッテナム。だが、ルーカス・モウラがチームを救い出すハットトリックを敵地で沈めたことにより、2戦合計スコア3-3、アウェイゴールの差で決勝進出を決めた。

 その試合をスタンドから観戦していたハリー・ケインは、CL準々決勝で負った怪我の影響でファイナルの舞台に立つことが厳しいとも言われていたが、今は順調に回復しており、選手本人もリバプールとの一戦に挑む「準備はできている」とコメント。マウリシオ・ポチェッティーノ監督もエースの起用を示唆していた。

 そのため、今回のトッテナムの注目選手にはケインを挙げる。言わずと知れた同クラブのエースであり、世界でも屈指の点取り屋である同選手は前線で様々な仕事をやってのけるレベルの高いCFだ。決定力の高さはワールド クラスであり、味方を生かす技術も兼備。また空中戦の強さも光るなど、リバプールからすればこれほど恐ろしい存在はいないだろう。こぼれ球への反応も早いため、相手ディフェンスは一瞬たりとも気を抜くことができないはずだ。ソン・フンミン、デレ・アリら前線でともにプレーする選手との連係にも注目である。

 ケインは準決勝1stレグと2ndレグともに欠場しており、フィルミーノと同じく決勝への道はチームメイトに切り拓いてもらう形となった。そのため、ファイナルではビッグイヤー獲得のために、点を取りたいと考えているだろう。サポーターもこの男には大きな期待を抱いているに違いない。

 トッテナム対リバプールは、全世界が注目する白熱必至の一戦となることだろう。ワンダ・メトロポリターノでビッグイヤーを掲げるクラブは、果たしてどちらになるか。

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最終更新:6/1(土) 10:32
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