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「来た!」 浦和MF森脇良太、今季2度目の“ラストプレー”同点弾はなぜ生まれたのか

6/2(日) 6:01配信

Football ZONE web

5節FC東京戦に続き、川崎戦でもラストプレーから森脇が劇的な同点ゴール

 浦和レッズのMF森脇良太は、1日のJ1第14節アウェーの川崎フロンターレ戦のラストプレーとなったコーナーキックからこぼれ球を押し込む劇的な同点弾で1-1の引き分けを引き寄せた。この“ラストプレーの森脇”は、今季すでに2回目になった。

【動画】今季“ラストプレー”で2ゴール! 浦和MF森脇良太、川崎戦とFC東京戦で決めた劇的な同点ゴールの瞬間

 浦和は26日の前節サンフレッチェ広島戦で0-4の大敗を喫した2日後、オズワルド・オリヴェイラ監督との契約解除を発表。昨季は暫定監督を務めた大槻毅新監督が就任し、この川崎戦に臨んだ。広島戦を前半45分間のプレーで交代していた森脇は、この川崎戦でベンチスタートだったが、0-1で迎えた後半13分にこの試合が浦和でのデビュー戦になった明治大学卒のルーキーDF岩武克弥との交代でピッチに送り込まれた。

 その後の時間のほとんどは川崎にゲームを支配される苦しい時間になったが、後半アディショナルタイムに敵陣でスローインを獲得したところで浦和は総攻撃を掛けた。コーナーキックのチャンスにつなげると、ラストプレーを察した大槻監督はGK西川周作にも攻撃参加の指示を出し、11人全員がペナルティーエリア周辺に集合した。

 最初のキックはクリアされたが、セカンドボールでMF宇賀神友弥が強引にシュートを放つと、ゴール前に上がっていた西川がそのボールをフリック。それが森脇の前に転がってきた。森脇は「(西川)周作がフリックして相手の股下を抜けてきて、『来た!』と。そこで振り抜こうと思った」とシュートを放った。

座右の銘が引き寄せたゴール? 広島ユース時代に森山佳郎監督から掛けられた言葉

 しかし、そのボールは森脇いわく「ちゃんと当たらずに変な方向へ飛んでいった」が、そこには相手DF谷口彰悟がいた。谷口に当たったボールはコースが変わり、GKチョン・ソンリョンの逆モーションになる形でゴールに吸い込まれていった。

 森脇は「本当に嬉しかったですよ。みんなに顔やら髪やらとつかまれてもみくちゃにされたんですけど」と笑顔。森脇のラストプレーのゴールにより勝ち点1をもぎ取ったのは、3月30日のリーグ第5節FC東京戦に続き、今季2回目になった。

 そのことについて森脇は「運が良いですよね。2回目なのはたまたまです」と話したものの、「諦めない、苦しくても2点目を与えないという全員の思いがつながった、みんなでの同点ゴールだったと思います」と喜びを表現した。

 若き日を過ごした広島ユース時代に森山佳郎監督から掛けられた「気持ちには引力がある」という言葉を座右の銘としている森脇だけに、その最後の一瞬まで諦めない思いがラストプレーでのボールを引き寄せているのかもしれない。

轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada

最終更新:6/2(日) 6:34
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