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欅坂46、4年目の変革期 団結力が増し個性が開花

6/3(月) 7:47配信

NIKKEI STYLE

2019年4月にデビュー3周年を迎え、お披露目からは約3年半が経過した欅坂46。2月に発売した8thシングル『黒い羊』は初週約75万枚を売り上げ、デビュー以来8作連続でオリコン週間1位を記録した。グループは勢いを継続しているが、現在はかつてない大きな変化の時を迎えている。

その1つが、これまでの全シングルでセンターを務め、グループの顔である平手友梨奈が、ケガや体調不良により“不在”となる機会が増えたという点だ。

平手は18年4月の「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を欠席したが、同年7月の野外ライブ「欅共和国2018」で復帰。しかし、同年12月には腰部打撲などの治療のため、再び活動を一部休止し、『黒い羊』を音楽番組初披露した19年2月の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、センターに復帰している。

■結成以来初めて迎える試練

欅坂46運営委員会委員長を務める今野義雄氏は「平手は人一倍エネルギーを使って、作品をピュアに表現しようとしている分、ベストコンディションをキープするのが難しいこともありました。そのため『1年中全力疾走を続けるのではなく、違うやり方も考えよう』と本人と話しました」と語る。

さらに、18年11月には今泉佑唯と志田愛佳、19年2月には米谷奈々未が卒業。そして写真集を20万部以上売り上げた人気メンバーの長濱ねるも、『黒い羊』での活動をもっての卒業を発表した。結成から3年以上もメンバーが不動だったグループにとって、初めて直面する大きな試練となった。

この逆境をメンバーは個々のスキルを上げることで乗り越えようとしている。3年連続の出場となった18年大みそかの『NHK紅白歌合戦』では、平手に代わって小林由依がセンターを担った。また、年末の音楽番組では鈴本美愉、土生瑞穂、渡邉理佐もセンターに立っている。平手不在とメンバー卒業の危機は、グループ全体の団結力を増すきっかけにもなった。

「小林、鈴本、土生、渡邉は迷いながらも、相当の覚悟を持ってやり切りました。4人とも、平手とはまた違う表現で『アンビバレント』の主人公である“僕”になりきるくらいに、進化していたと思います」(今野氏、以下同)

初めての後輩となる2期生の加入も大きなプラス要因だ。「けやき坂46は日向坂46として独立する方向に向かったので、新しいメンバーを加えて活性化する時期が来たと感じました。ちょうど乃木坂46と日向坂46もメンバーを加えたいタイミングが重なった。そこで、合同でオーディションを開催しようと決めたんです」。

オーディションの合格者から欅坂46に配属となったのは9人。18年12月に日本武道館で開催した「お見立て会」でお披露目となった。「最初は適性を見て各グループに配属しようと考えていました。しかし、話してみると『どうしてもこのグループに入りたい』という合格者が多く、秋元先生と相談して、本人の希望を重視することにしました。その結果、欅坂46の2期生は他のグループより大人のメンバーが多くなりましたが、彼女たちからは、1期生の作り上げた世界の中に自分も入って表現したいという強い気持ちを感じました」

ゼロからグループを作り上げた1期生と違い、2期生はそのカラーを理解した上で加入することを希望したメンバーたちだ。ゆえに即戦力として、さらなる欅坂46らしさの強化が期待できるだろう。

そして、3周年を迎えた欅坂46の現在の到達点と言えるのが『黒い羊』だ。メッセージ性の強い世界観を継承しつつも、集団での自分を見つめる姿を描いたミディアムナンバー。ミュージックビデオでは、平手が集団の中を移動し、メンバーを抱きしめたり突き放したりする様子を長回しで撮影した。

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最終更新:6/3(月) 12:15
NIKKEI STYLE

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