ここから本文です

全国の溜池で起こっている釣り人とのトラブル。いま、釣り人にできること【東濃野池群の場合】

6/3(月) 16:17配信

ルアマガ+

手軽にバス釣りを楽しめるフィールドとして全国各地のアングラーに愛され、利用されてきた「溜池(以下野池)」。しかし、昨今では立ち入り禁止、釣り禁止を掲げる野池が多くなっている。それは、一概に特定外来魚であるバスという「魚」の問題だけではない。

野池での清掃活動イベントの運営を続けているふたりのアングラーにこの問題について尋ねてみた。今回は主に東美濃で活動をしている水野浩聡さん。今、私たちにできることとは。

──────────

水野浩聡(みずの・ひろあき)

岐阜県出身。地元の東濃野池(陸っぱり)と長良川水系(ボート)をメインに活動しているジャッカルプロスタッフ。一方で、伊豫部健プロのプライベートブランド「TEN-FEET UNDER」の一員としての顔も持ち、多忙な日々を送る。その技術や博識の高さはもちろん、東濃野池において隔月ペースでゴミ拾いイベントを企画運営するなど、陸っぱりアングラーの意識向上とマナー啓蒙にも積極的に取り組んでいる。

「自分が野池で育っただけに、今後釣りに興味を持つ子たちのために現存する環境を未来に少しでも多く残してあげたいです」

──────────

人が集まれば、どうしたって荒れる

野池は川や湖と比べて狭いが故に、そして、一番身近にあるフィールドなんで最もトラブルが起きやすいです。地域によって多い少ないというのは当然あるんですが、僕のメインとする東濃野池群っていうのは田舎なんで15年前にはフェンスとか看板があまりなかった。田んぼにポツンとあるようなイメージ。そんなフィールドでも僕らが露出させてしまうと、おのずとアングラーが増えます。

見る人って魚のサイズよりも、まず写真の背景を見て僅かな情報から野池を特定するんですよね。そして、人が集まるとゴミや駐車という問題が出てきてしまうという、これはフィールドがメジャー化する大半の流れだと思います。

釣り人に対する目線は厳しい

そんな中で、ゴミや駐車問題で立ち入りや釣りが禁止になるエリアが増えているし、特定外来生物の問題も相まって駆除という名目で水を抜くエリアも出てきます。

魚に対する嫌悪感と僕らアングラーに対する嫌悪感は別ですが、一緒くたに考えられがち。理解してくれる人もいるけど、僕らアングラーが想像している以上に地元住民からはよく思われていないです。

1/3ページ

最終更新:6/3(月) 16:17
ルアマガ+

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事