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【試乗】レクサスRC Fは、空力性能の向上と軽量化でパフォーマンスのアップを実現した

6/3(月) 12:04配信

Webモーターマガジン

エンジンレスポンス向上、ボディはより軽量に

レクサスのスポーツクーペ、RCシリーズのトップグレード「RC F」のマイナーチェンジモデルは、日本に先んじて2019年1月のデトロイトモーターショーで発表された。その北米仕様に、いち早く木下隆之レポーターが試乗してきた。(ホリデーオート2019年6月号より)

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「大排気量NA(自然給気)エンジン+FR」と聞いて思い浮かべられるモデルも少なくなった今日この頃。ターボと違ってビッグトルクがあり低回転域からのツキがいいNAエンジンと後輪駆動の相性はとってもいいはずなのに、最近は希少なモデルとなったことを寂しく思う。

そんな今、破壊力を誇示し続けてきたレクサス RC Fが、さらにエンジンレスポンスを鋭くし、軽量ボディに生まれ変わったことは喜ばしい。

エンジンは基本的に変更はないものの、インテークやバルブ回りに手を加えたことでレスポンスが鋭くなった。最高出力は478ps。そのことで反応が研ぎ澄まされたことを歓迎したい。

ボディの軽量化も進んでいる。サスペンションアッパーアームやホイールなど、微細な部分の贅肉をていねいに削ぎ落とすことで、軽量化を実現しているのだ。

挙動はシャープで繊細なドライビングも可能

それによってハンドリングはダイナミックになった。僕が感じたキーワードは「レスポンス」である。エンジンのツキが良くなり、アクセルワークでマシンをコントロールしやすくなった。まさに大排気量NA+FRならではの醍醐味である。

挙動もシャープになった。これまでのようなフロントヘビーな鈍重な動きは薄れている。アクセルペダルの1mmの操作でコーナリングの軌跡を1mm横移動させるような繊細なドライビングが可能になったのだ。

さらに猛獣が天に吠えるかのようなエンジンサウンドは刺激的だ。それを耳にしているだけで興奮する。それもそのはず、エンジンは7200rpmオーバーまで渋みをみせずに突き抜けようとする。条件さえ許せば、260km/hで突き進むことも可能である。

レクサスRC Fは実にマッチョなスーパースポーツだ。今回の改良で、さらに繊細なフィーリングをも手に入れた。

時には一刀のもとに断ち落とすことも可能なのに、一方でコーナーを切り刻む。鍛冶職人によって丁寧に研ぎ整えられた刃物のような切れ味が、僕のハートにグサリと突き刺さった。(文:木下隆之/写真:レクサス)

レクサス RC F(北米仕様)主要諸元

・全長×全幅×全高:4710×1845×1390mm
・ホイールベース:2730mm
・車両重量:1770kg
・エンジン型式/種類:2UR-GSE/V8DOHC
・排気量:4969cc
・最高出力:352kW[478ps]/7100rpm
・最大トルク:535Nm[54.6kgm]/4800rpm
・燃料/タンク容量:プレミアム/66L
・トランスミッション:8速AT
・タイヤサイズ:前255/35R19、後275/35R19

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最終更新:6/3(月) 12:04
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