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達川光男氏「今年の交流戦はセが強い。優勝候補はDeNA」

6/4(火) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 セ・リーグ球団のファンにとって憂鬱な季節がやってきた。6月4日から「セ・パ交流戦」が開幕。例年、パ・リーグ球団が大きく勝ち越す「パ高セ低」が恒例となってきた。ところが、である。

「今年のパは弱いよ。セの球団は、交流戦で勢いをつけるじゃろうね」

 そう力強く言い切るのは、野球評論家・達川光男氏だ。

 現役時代は広島で捕手として黄金時代を支え、引退後は広島の監督、阪神、中日のコーチを歴任し、昨年はヘッドコーチとしてソフトバンクを日本一に導いた。そのキャリアを通じて両リーグの野球に精通する達川氏が、「今年はセが勝つ」とみる最大の理由が、「パの投手力の弱体化」だ。

「これまで、交流戦でパの球団が強かったのは、投手力によるところが大きい。過去にはダルビッシュ有(32、現カブス)、田中将大(30、現ヤンキース)、大谷翔平(24、現エンゼルス)といった球界を代表する速球派エースがおったし、昨年も西武の菊池雄星(27、現マリナーズ)が交流戦3試合で防御率0.86(2勝0敗)と抜群の出来じゃった。

 普段からええピッチャーと対戦しとると、対策を練るバッターも育つ。ソフトバンクのヘッドコーチになって、選手たちがマシンを150km以上に設定して練習しているのを見た時は驚きましたよ。だから、パの打者たちは交流戦には自信を持って臨めていた。ところが、今年のパは全体的に投手の層が薄くなり、不調の主力も多い。これはセのほうが有利じゃろうね」(以下、カギ括弧は達川氏)

◆セの“初モノ”をパが打てない

 メジャー移籍した菊池の他にも、“セの天敵”だったエースたちが今年は揃って姿を消している。

「楽天の則本昂大(28)は右ヒジの手術で離脱中だし、オリックスの西勇輝(28)はFAで阪神に移籍。昨年、来日1年目で13勝を挙げたロッテ・ボルシンガー(31)も調子が全く上がらない。セの球団が嫌がるのは、すでに5勝を挙げて防御率1点台(5月29日終了時点、以下同)のソフトバンク・千賀滉大(26)くらい」

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最終更新:6/4(火) 16:00
NEWS ポストセブン

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