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全国の溜池で起こっている釣り人とのトラブル。いま、釣り人にできること【淡路島野池群の場合】

6/4(火) 17:01配信

ルアマガ+

いま日本全国で「溜池(以下野池)」が注目を集めている。外来魚問題でかいぼりをするTV番組が大きな話題になり、池の環境はどうあるべきなのかという反響が広がっている。

手軽に釣りを楽しめるフィールドとして全国各地のアングラーに愛され、利用されてきた野池。しかし、昨今では立ち入り禁止、釣り禁止を掲げる野池が多くなっている。それは、一概に特定外来魚であるブラックバスなどの「魚」の問題だけではない。ほぼ中心に近いところに位置するのが釣り人だ。

野池での清掃活動イベントの運営を続けているアングラーにこの問題について尋ねてみるシリーズ、後編。今回は主に淡路島で活動をしている山本訓弘さんにお話をうかがってみた。今、私たちにできることとは。

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山本訓弘(やまもと・のりひろ)

新進気鋭でフック界を席巻しているブランド『リューギ』開発スタッフ最若手スタッフ。玉ねぎが有名な淡路島の地で淡路野池バスに育てられた。オニちゃんという愛称で、野池をメインに唯一無二の陸っぱりアングラーとして絶賛活動中。また、幼い頃から地元野池の現状を知り、危機感から近年は定期的なゴミ拾い&地域交流イベントの運営も手がける。
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野池ではなくて、「溜め池」と伝えたい

この問題について話をする前に、あらかじめ伝えておきたいことがあります。「野池」って言ってしまうと、誰の所有物でもない自然のフィールド、言葉を変えれば何をやっても良い無法地帯のように考えられがちなんですが、実は池っていうのは個人やどこかの団体の所有物であって誰かが管理していて、主に農業用に使う水として池に溜めています。

だから、本当は野池ではなくて溜め池。だから、僕はこの場でも敢えて溜め池と言います。

所有者の立場を考えられる釣り人であるために

さて、この前提を元に本題へ移りたいんですが、溜め池で釣りをするということは、誰かの所有地で遊ばせてもらっているということ。なので、所有者側の権利で釣り禁止の看板がいつ立ったとしても何もおかしくはない。

釣り人目線からすれば弱い立場だと思うんですが、釣り人が溜め池と関わっていくには所有者たちと一緒に何かするように考えていかないといけないし、そもそも所有者の気持ちになってこの問題を考える必要があると思います。

誰かの地で釣りをさせてもらっているという感覚を持ってもらえれば、むやみにゴミを捨てたり迷惑行為をしたりしなくなると思うんですよ。だって、嫌じゃないですか。自分の敷地に勝手に知らない人間が入ってきてゴミを捨てたり駐車されたりすると。僕は嫌ですね。

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最終更新:6/4(火) 17:01
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