ここから本文です

【UFC】グスタフソンが引退を示唆「最強になれないのならしょうがない」

6/4(火) 17:38配信

ゴング格闘技

柔道の名手ニック・ハインも引退表明

6月1日、UFCがスウェーデン・ストックホルムにあるエリクソン・グローブで「UFCファイトナイト・ストックホルム」を開催した。

【写真】柔術黒帯というスミスに逆転の一本負けを喫したグスタフソン

メインイベントではライトヘビー級ランキング2位につけていたアレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)と同4位だったアンソニー・スミス(米国)が対戦。

地元スウェーデンの大観衆から送られる声援を後押しにオクタゴンに上がったグスタフソンは強敵スミスを相手に打撃で攻勢に立つも、4Rにグスタフソンの一瞬のスキを突いたスミスが背後にまわってフィニッシュ態勢に持ち込み、最後はリアネイキドチョークを極めてグスタフソンからタップを引き出した。

前戦で王者ジョン・ジョーンズに挑みながらも判定負けでタイトル奪取に失敗したスミスにとっては再起を誓う一本勝ちとなった。

ホームで敗北を喫したグスタフソンは試合後、「このスポーツが大好きだから、最高のファイターになって最強の相手とやりたいから戦っている。でも、もう自分にはそれがないんじゃないかと思う。長いことやってきた。32歳だ。子供もいる。このスポーツのおかげで歩みたい人生を歩んできた。歳を取ったかな。物語の終わりは誰しも感じるべきだ。今まで一度も金のためとか、何かのためにやってきたことはない。トップになりたかったからやってきたし、最強になれないのなら、もうそれはしょうがないこと。これからは子供のことを考える。ジムもあるし、他にもいくつか進んでいるプロジェクトがある。どうなるかは考えてみるけど。自分の思い描いた人生を歩んでいるから、さて、次のチャプターはどうなるかな」と、引退を示唆。グローブをマットに置いてオクタゴンを後にした。

このグスタフソンの行動に、グスタフソンと2度対戦しているジョン・ジョーンズは「正直、(引退を)信じていないけど、もしあなたが真剣だったら、すべてに感謝します。あなたはこの階級(ライトヘビー級)をスタンダードな、より良いものとしてくれました」とのコメントをSNSで発表している。

また、ライト級でフランク・カマチョ(マリアナ諸島)の連打に2R TKO負けしたニック・ハイン(ドイツ)もSNSで、「柔道を20年やって600戦、ナショナルチームで10年間やってきた。MMAを10年、うち5年をUFCで戦った。次の章の準備ができている。みんなありがとう。将来が楽しみです」と引退を発表した。柔道でドイツ国内、世界レベルの大会で35個以上のメダルを獲得しているハインは、2009年にプロMMAデビュー。2015年9月には粕谷優介に判定勝利を収めるなど、UFC4勝4敗でMMA戦績は14勝5敗1NCだった。

次回、UFCは日本時間6月9日(日)に米国イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターを舞台に「UFC 238」を開催する。

メインイベントではフライ級王者ヘンリー・セフードとバンタム級ランキング1位のマルロン・モラエスが空席となっているバンタム級王座をかけて対戦するほか、女子フライ級王者ワレンチナ・シェフチェンコが挑戦者ジェシカ・アイを迎え撃つ防衛戦も予定され、2大タイトルマッチが組まれたビッグイベントに期待が高まる。

さらに、激闘必至の好バトルが予想されるトニー・ファーガソン(ランキング2位)とドナルド・セラーニ(同4位)によるライト級マッチも行われることになっている。

最終更新:6/4(火) 19:22
ゴング格闘技

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事