ここから本文です

A代表初選出。19歳の広島GK大迫敬介に宮澤ミシェルが期待「シュートへの反応は、いまならJリーグ屈指だよ」

6/4(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第99回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回は、キリンチャレンジカップでA代表に初選出されたサンフレッチェ広島の大迫敬介について。彼のGKとしてのポテンシャルに、宮澤ミシェルは大きな期待を寄せているという。

*****

U-20W杯の代表から安部裕葵(鹿島)、久保建英(FC東京)、大迫敬介(広島)が外れたけど、彼ら3選手は今月のキリンチャレンジカップの代表に選出された。5日にトリニダード・トバゴ代表(豊田スタジアム)、9日にエルサルバドル代表(ひとめぼれスタジアム宮城)と対戦した後は、南米選手権を戦うことになるんだろうね。

U-20W杯にしろ、南米選手権にしろ、どちらの大会であってもJリーグでは遭遇できないフィジカルの強さや、勝利に執着したエグいプレーが待っている。これから世界に羽ばたいていく3人にとっては、貴重な経験になると思うよ。

なかでも大迫には、世界のトップレベルに痛い目に遭わされてもらいたいね。

なにも彼の失敗を望んでいるわけじゃないんだ。素晴らしい才能を持った大迫というGKが、これから大きく飛躍していくために、そういった経験をするのもいいんじゃないかっていうこと。

大迫は今季、Jリーグで開幕からゴールマウスを任されると、抜群のシュートストップで一気に正GKの座に就いた。

トップチームでの試合経験は今シーズンからだけど、2015年から広島のユースで数多くの試合で揉まれてきたせいか、試合慣れしているんだよな。もちろん、ユースとトップではレベルが違うんだけど、試合そのものの経験数が多いと落ち着いてプレーできる部分もあるんだよ。

これは大迫だけではなく、ユース出身の選手には比較的感じるものだな。先日もベガルタ仙台の試合を解説したんだけど、DFの常田克人のプレーを見たときも、大迫と同じように感じたんだ。21歳で187cmある常田は、第6節からスタメン出場しているんだけど、空中戦も強くて、外国人FWにも引けを取らない。フィードも課題はあるけれど、そこそこできる。そういう選手が、J1の舞台で伸び伸びとプレーできているのは、きっとユース年代での試合経験が多いからなんだ。

我々の世代は高校サッカーのように負けたら終わりのトーナメント戦で育ったから、真剣勝負の試合を負けたらやる機会がなかった。でも、いまはユース年代でもリーグ戦が増えているから、そうした恩恵を受けていると言えるんじゃないかな。

1/2ページ

最終更新:6/5(水) 4:09
週プレNEWS

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週プレNEWS

集英社

No.30
7月13日(土)発売

特別定価440円(税込)

山本太郎とれいわ新選組は参院選の大穴とな
るか/プロ野球後半戦のキーマンは?/“も
らえる年金”はいくら?【グラビア】小島瑠
璃子/傳谷英里香/塩川莉世/牧野澪菜 他

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事