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株価上昇のシグナルをつかむ…「ローソク足」基本パターン5つ

6/5(水) 15:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

株式投資を行うには、まずどの銘柄をどのタイミングで買うかを選択しなければなりません。その際指針となる分析方法として、株価を動かす経済要因から値動きを予測する「ファンダメンタルズ分析」と、過去の株価と比較し、値動きから先行きを予測する「テクニカル分析」があります。本連載では、マネー誌への執筆を中心に活躍するライター・安恒理氏の著書、『マンガでわかる最強の株入門』(新星出版社)から一部を抜粋し、株式投資におけるテクニカル分析の基礎となる「チャート」の読み方をレクチャーしていきます。

投資家の行動を読み解く「テクニカル分析」とは

将来、買った株が値上がりするかどうかは結果が出るまでわかりません。「この株は値上がりするだろう」と予測して買っても、逆に値下がりして損失を被ることも珍しくありません。そこで株価予測の精度をできるだけ高めるために大きな威力を発揮するのがチャートを使ったテクニカル分析です。

テクニカル分析ではチャートに表示された過去の価格、出来高、時間軸などから、未来の価格を予測します。テクニカル分析を学べばローソク足の形状や、複数の組み合わせから投資家の行動を読み解くことで、チャートの「買いシグナル(※1)」「売りシグナル(※2)」を発見して売買のタイミングを見極められるようになります。

※1 この先、株価が上昇する確率が高い株価の動き、ローソク足。

※2 この先、株価が下落する確率が高い株価の動き、ローソク足。

チャートとは過去の株価の動きをグラフ化したものです。[図表1]は、ローソク足チャートといって一般的なチャートの1つです。

ローソク足では「高値」「安値」「始値 」「終値」の4つの株価を記しています。陽線の場合は胴体の上部が終値、下部が始値になり、陰線の場合は終値と始値が入れ替わります。このようにローソク足は胴体やヒゲの形状によって、複数の価格を示しています。

株価が動きづらい「保ち合い」の状況を示す十字線

1つ1つのローソク足は、その形状によっていくつかの種類があります。例えば、胴体部分の長短によって「大陽線」「小陽線」「大陰線」「小陰線」にわけられます。

大陽線は胴体が長く、目安として始値から終値まで5%ほど上昇したときに現れたローソク足のことをいいます。また大陽線と小陽線には明確な線引きがなく、およそ上昇幅が3%以下のローソク足を小陽線といいます。

大陽線は一般的に相場が強いシグナルとなり、今後も株価が上昇することを示唆しています。ただし高値圏(※3)と底値圏、上ヒゲ下ヒゲの有無や長さで意味合いが異なってきます。大陰線と小陰線も同様の区別になります。

※3 前相場を一定の期間で見たときに、その間で一番高い金額に近い価格帯。上値が重くなり、株価が下落しやすい状態といえる。

始値と終値が同じ価格だったときに現れるローソク足を「十字線」といい、株価が動きづらい「保ち合い」の状況を示しています。十字線で重要なのはヒゲの長さです。長い下ヒゲは、株価が大きく下げたもののその後急反発したときに現れ、株価がそのあとも上昇しやすい状況を示します。

逆に、上ヒゲの長い十字線は株価が大きく上昇したものの急落したために現れたもので、株価が下落しやすい状況といえます。

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最終更新:6/10(月) 13:51
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