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「自炊はするけど包丁は使わない」人たちが増加する背景

6/6(木) 16:00配信

マネーポストWEB

 とにかく家事にかける時間を減らしたい現代人。とりわけ料理に関しては、時短を実現する調理術が人気となっており、「自炊はするけど包丁を使わない」という人が増えつつあるという。「自炊者の包丁離れ」の背景に何があるのか、実際の声を集めた。

 20代の女性会社員・Aさんは、何もできなかった夫に「キッチンバサミ」を使わせることで、調理の負担を減らせるようになったという。

「包丁を使えないといっても、ハサミなら大丈夫。献立をある程度決めておいて、夫に具材をハサミで切ってもらうだけでも、だいぶ楽になりました」(Aさん)

 30代女性会社員・Bさんも、包丁らしきものはせいぜいペティナイフくらいしか使わない。魚はお店でさばいてもらうし、野菜も大きなものはレジで2つに切ってもらう。自宅ではピーラーやスライサーなどの調理用具や、ハサミを積極的に活用する。そんなライフスタイルになったきっかけは、自身の骨折だったという。

「自転車の転倒事故で利き腕の右腕を骨折してしまい、満足に仕事も家事もできなくなりました。特に調理はかなり厳しいうえ、包丁は危ない。それまでは、なんとなく“魚をさばけて一人前”というような認識があったので、一生懸命練習したこともあったのですが、よく考えてみたら、魚屋さんにさばいてもらったほうが綺麗だし、ゴミも出ないし、いいことずくめ。別に魚をさばけなくても何も困ることはありませんでした。

 野菜や果物はすべて小さな果物ナイフで事足りるし、お肉やきのこは、キッチンバサミのほうが便利なこともあります。すっかり包丁を使わない生活に慣れると、骨折が治っても、大きな包丁を使うほうが珍しくなりました」(Bさん)

 20代女性会社員・Cさんは料理が苦手だったが、結婚を考える恋人のために手料理を作ってあげたいという思いから、自炊するようになった。だが、ネックとなったのはキッチンの狭さだった。

「1Kで、キッチンが狭いのでまな板を置くのが容易ではないし、シンクに器具をとりつけてスペースを確保しても安定性が不安で……それにいちいちまな板を片付けて、皿や水切り、ボールとか置く場所を確保するのも面倒くさいし、時間がかかりました」

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最終更新:6/6(木) 16:00
マネーポストWEB

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