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【近藤サトさん】グレイヘアで話題になって1年、印象的だった周囲の5つの反応

6/7(金) 17:33配信

webマガジン mi-mollet

髪を染めている理由を説明できますか?

 このように、自身のグレイヘアに対する周囲の反応を、笑いに変えながらお話してくれた近藤さん。でも実際には、もっとも多かったのは「老けた」「劣化した」といったストレートなネガティブコメントでした。それでも近藤さんはもともと、いつまでも若くいたいという願望がほとんどなかったため、「それが何か?」と気にならなかったと言います。

「グレイヘアにしたことで耳にするようになったのが、若い女性たちの『この人を目指したいと思えるような女の先輩がいない』という言葉でした。なぜかというと、皆、髪を染めてシワをケアして若さを保とうと必死だから。
50歳になっても60歳になってもあんなに頑張り続けなければいけないのか……と、彼女たちは憂鬱になるんだそうです。
でも私のように、染めないことを選択する女性もいれば、染めることを選択する女性も当たり前にいる、そんな社会になってくれば歳をとることへのネガティブイメージが少しは払拭されるかもしれない。そうなったら嬉しいなと思ったものです」

 近藤さんが白髪染めをやめようと思ったきっかけは、あくまで頻繁に染めることの煩わしさと、頭皮がかぶれる不安から解消されたいと思ったことが大きかったそう。ですがその後、白髪に対する女性たちの様々な思いに触れ、「これは自分の生き方を選択する行動だったんだ」と強く自覚するようになっていったと言います。

「これまで私たちは、白髪は隠すのが当たり前、と思ってきました。『老いに抗わない』という考え方が広まる一方で、髪だけは皆、何の疑問も抱かず染めていた。だから皆、なぜ染めようと思ったのか、そのきっかけを聞かれると説明できないと思うんです。でも、本当にそれでいいのかな、と。
若い女性たちが『憧れる先輩がいない』と言うのも、そんなふうに、私たちが自分のことを自分で選択していないからかもしれません。だから、染めても染めなくてもどちらでもいいと思うんです。ただ、自分で選んでほしい。『今はまだ若く見せておくほうがいいな、だから染めよう』とか、『貫禄を出したいから染めるのをやめてみよう』とか、生きていくうえでの戦略を考えたうえで決めてほしいと思うんです」
 

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最終更新:9/24(火) 17:24
webマガジン mi-mollet

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