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依存症の息子を愛で包む、ジュリア・ロバーツの新境地。

6/9(日) 16:15配信

フィガロジャポン

厳しくも包容力のある母と、深みに落ちた子の愛の闘い。|『ベン・イズ・バック』

クリスマスイブの朝に突然、19歳のベンが帰宅。施設からの脱走を疑いながら、母ホリーは息子を受け入れる。ベンの薬物依存症はケガを治した時の鎮痛剤の過剰投与が一因。だが、名作『ギルバート・グレイプ』の原作者でもあるヘッジズ監督は、同情しやすい地点に安んじない。薬物の快楽的な多幸感で恋人を破滅させたベンの体験は、母の絶対の愛も届かぬ沼の深みに潜むようだ。根は優しい青年の底なしの足掻きをルーカス・ヘッジズ(監督の実の息子)が体現。万策尽きても闘い続けるジュリア・ロバーツの母親像も異彩を放つ。

今週末に観たいアート・映画情報(2019.6.7~)

『ベン・イズ・バック』
監督・脚本/ピーター・ヘッジズ
2018年、アメリカ映画 103分
配給/東和ピクチャーズ
TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中
https://benisback.jp

*「フィガロジャポン」2019年7月号より抜粋

realisation : TAKASHI GOTO

最終更新:6/9(日) 16:15
フィガロジャポン

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