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なぜAクラスにEクラスのディーゼル・エンジンが搭載出来たのか? A200d公道試乗記

6/10(月) 20:41配信

GQ JAPAN

メルセデス・ベンツのコンパクト・ハッチバック「Aクラス」に、ディーゼルグレード「A200d」が追加された。東京都心部で試乗した印象はいかに? 小川フミオがリポートする。

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ガソリンとディーゼルが選べる現行Aクラス

2018年10月から日本でも販売される新型メルセデス・ベンツ「Aクラス」に、ディーゼル・エンジン搭載のグレード「A200d」がくわわった。

ユーザーへの本格納車が始まるのは2019年6月頃を予定するというが、その少し前の5月下旬、ひと足はやくA200dに試乗した。

総合的な印象としては、おとなっぽい、クラスを超えたとでもいうのか、全長約4.4mのコンパクト・ハッチバックに期待する以上のクオリティを持つモデルだった。

ボディや各種機能などは、既存のガソリン・エンジン搭載モデルとおなじである。そこに、新世代の2.0リッター直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載する。

新たに搭載されたディーゼル・エンジンは、排ガスのクリーンさで他社に先駆けているうえ、まるでガソリン・エンジンのように気持よいフィールが魅力だ。

Eクラスにも搭載するエンジン!

上級モデルの「Cクラス」と「Eクラス」ではすでに導入済みのユニットであるが、メルセデス・ベンツは、大胆にというか、これらモデルでは縦置きされていたのを、Aクラスでは横置きに変更し、搭載したのだ。くわえて、ガソリン・エンジンモデルには未導入の、8速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を組み合わせた。

通常ディーゼル・エンジン搭載モデルはガソリン・エンジン搭載モデルより、補機類などが増えるので車両重量は重くなる。A200dも、ガソリン・モデルのA180より130kgほど重い。しかし重量がネックになるどころか、むしろ適度にバネ上重量が増えたせいか、乗り心地がよりしっとりしたように感じられた。

エンジンは、320Nmの最大トルクが1400rpmから発生する設定だ。体感的には1500rpmを超えて1700rpm あたりからだろうか。そこからもりもりと力が湧き上がってきて、あとは上の回転域まで気持よくまわる。トルク感がとぎれることもなかった。

もし、活発に走らせたいと思うのであれば、最初に軽く踏み込んで、エンジン回転を2000rpmの手前に持っていけばよい。そうするとターボチャージャーが働くので、より爽快な加速が楽しめる。

ストップ&ゴーが日本の都市ほど多くない欧州では、1500rpm以下のごく低回転域はあまり使わないのかもしれない。8段あるギアも、いちど速度に乗ってからの連繋、つまりスムーズな加速と燃費を重視しているかのような設定だ。

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最終更新:6/10(月) 20:41
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