ここから本文です

国民的バスケ漫画『DEAR BOYS』作者・八神ひろきのBリーグ観戦リポート

6/10(月) 7:00配信

Book Bang

連載開始から30年を迎える国民的バスケ漫画『DEAR BOYS』。現在は名門復活に懸ける湘南大相模高校を舞台にライバルたちがしのぎを削る『DEAR BOYS ACT4』を連載中です。今回は作者の八神ひろき先生がBリーグ・チャンピオンシップ(CS)決勝(5月11日/横浜アリーナ)を生観戦。八神先生独自の目線で試合を読み解くとともに、東京オリンピックに向けて盛り上がる日本バスケ界にもエールを送ってくれました! 

八神先生はPGに注目! 試合の行方は……? 

東地区を圧倒的な強さで1位通過した千葉ジェッツと、ワイルドカードで辛くもチャンピオンシップに進出した前年覇者のアルバルク東京。千葉が悲願の初優勝? それとも東京が“下克上”で連覇? 注目の決勝に約1万3000人の観衆が集まり、試合開始前からすごい熱気です。八神先生はどんな試合を期待? そして注目の選手は? 

八神 決勝なので、ワンサイドゲームにはならないでほしいなと思います。東京は日本代表に多くの選手を派遣していて、代表戦とBリーグの試合との過密スケジュールもあって、レギュラーシーズンでは苦戦していましたが、ここにきて調子を上げてきました。いい試合が期待できると思います! 注目は千葉のポイントガード(PG)富樫勇樹選手ですね。身長は167センチしかなく、コートの中ではひときわ小柄なんですが、スピードとテクニックで大きな選手を翻弄するプレーが魅力です。僕も背が高いほうではなく、PGをやっていたこともあって、どうしてもPG目線で試合を見ちゃう。彼はPGとしてだけでなく、3ポイントシューターとしてチームの得点源でもあるので、特に目が離せない選手ですね。

──湘南大相模のレギュラーPGがケガで離脱し、PGのポジション争いが勃発。1年生の柏木柊が名乗りを上げるが、キャプテンの布施歩(スモールフォワード=SF)は1on1で柏木を完璧に封じてみせる…。これを読んで改めて今回のCS決勝を見ると、とても参考になります! ──

試合は八神先生が期待した通りの展開に。富樫選手がキレのあるプレーで攻め込みながらも、東京が鉄壁のディフェンスで応戦。第2クォーターを終わって千葉33-35東京という接戦で折り返します。しかし、第3クォーターでは、東京ディフェンスをなかなか崩せない千葉に対し、東京は確実にポイントを重ね、千葉45-64東京と19点差に……。

八神 東京のディフェンスがすごかったですよね。中に入れないようにして、外に追い出して、千葉は苦し紛れにシュートを打つしかないという。改めてディフェンスって大事だなあって痛感させられる展開でした。ディフェンスが一生懸命やってると、いつか攻撃の流れがくるんだなと。シュートはある意味、水物なんで、決まらないときもあるんですが、攻守がかみ合うと一気に点差が開く。でも、バスケは流れひとつで大きく展開が変わることもあります。千葉もあきらめずに反撃してほしいですね。

1/2ページ

最終更新:6/10(月) 7:00
Book Bang

記事提供社からのご案内(外部サイト)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事