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特殊詐欺集団のイベントになぜ芸能人が出席してしまうのか

6/11(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

「イベントは誰でも参加できたから、芸人だけじゃなく、反社会勢力の人、今でいう“半グレ”もたくさん来てましたし、現役(暴力団)も少なくなかった。そういう人の前でも入江さんはサービス精神旺盛で、場がものすごく盛り上がった。渋谷の老舗クラブAでは、毎週のように入江さんを見ました。テレビでおなじみの芸人もよく見かけたし、有名ではない芸人も含めると、かなりの人数が来ていたはずです」(クラブイベント主催者)

 みずから反社会勢力の人間ですと名乗ることはないので、芸人たちが同じ場所にいた彼らの素性を知っていたかどうかは分からない。だが、付き合いが長くなれば、何かを察していてもおかしくはなかったはずだと言われている。

 元暴力団員で、渋谷のクラブ運営にも関わった経験があるというM氏(40代)は、半グレや暴力団などの反社会勢力がなぜ、芸人を呼びたがるのかについて、次のように解説をする。

「反社の連中は、詐欺などである程度の金を持つと、別の会社を立ち上げて表向きは“普通の会社”を運営しているように見せかけます。そして見栄っ張りだから、表向きの会社を利用してホテルを貸し切って忘年会したり、派手に遊ぶわけです。そういう時に、芸人やモデルなど、有名人が参加してくれれば格が上がるでしょう? 少なくとも、彼ら自身は格が上がると思っている。芸人を呼ぶには金だけじゃなくコネもいる。あいつらは芸能界にもコネがあるのか…なんて思わせれば、思い切り悦に浸ることができるのです」(M氏)

 かつて、複数の演歌歌手が暴力団の会合に出演し、NHK紅白歌合戦への出場を取り消されるという事件もあったが、やはり芸能界と反社勢力は切っても切れない関係、ということなのか。にしても、いくら表向きは「普通の会社」の会合を取り繕っていようとも、相手がどういうスジの人間かは理解できないのか? 前述のクラブイベント主催者は次のように断言する。

「会合の参加者を見れば、一発でわかるはずなんですけどね。金(ギャラ)だって受け取らないはずがない。受け取ってないとすると、それは闇営業ですらなく、本当に知人関係があったと認めているようなもの。ノーギャラだったというのは、どうしても説明がつかないでしょうね。金がもらえるから行っただけ。取り分は1本(100万円)とか言われていますが、忘年会新年会であれば、それくらいは支払われます」

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最終更新:6/12(水) 9:36
NEWS ポストセブン

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