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【若手女性起業家】「いつも『貸し出し中』の人生を送りたい」私が変わったきっかけ

6/11(火) 10:10配信

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ROSE LABO代表、田中綾華さん(26歳)は、バラ専門の農家として、バラの常識を覆し、難しい新種の開発にも成功。世界に認められ、今、最も注目される若手女性起業家として活躍しています。でも実は、数年前まで「夢も特技もない女のコ」だったそう。今回は、そんな彼女がどうやって変わることができたか、のお話です。

普通の女のコが、大学で目覚めた!

今の私は、たくさんの夢を持っていますし、何にでも挑戦してみたいと思っていますが、実は大学生になるまで、個性もなければ特技もない女の子でした。変に目立っていじめられたり、ミクシィやTwitterで誰かに匿名で悪口を書かれたりするのが嫌だったんです。当時は理想や目標を持つのもダサい、と思っていました。

それが、大学生になって世界が一気に広がり、意識が180度変わったんです。というのも、周りの友達はみんな、それぞれの目標とか将来設計をしっかり持っていたから。

彼らが夢を堂々と語っているのを見て、すごくカッコいいなと感じました。そして、ふと「私って、誰の人生を歩んでいるだろう」と思ったんです。

TSUTAYAでいつも「貸し出し中」の人生を送りたい

ちょうどその頃学校の図書館で出会った、アレックス・シアラーさんの書いた『青空のむこう』という本も、気持ちを大きく揺さぶりました。若くして死んでしまった少年が、自分のいない“生者の国”を見守るというお話。それを読んで、初めて「自分も死ぬんだ」と意識しました。

そんなことを考えているうちに、頭の中にある架空の光景が広がったんです。その世界では、なぜか天国にTSUTAYAがあって(笑)、そこにはそれぞれの人生が1本に集約されているDVDがたくさん並んでいます。「福沢諭吉」など歴史上の有名人はもちろん、一般の人のDVDも。つまり、私が死んだら、そこに「田中綾華」というDVDが追加されるんです。

そこで、「田中綾華」というDVDは、いつも貸出中であってほしいな、と。そのためにも、人生一回きりだから自分らしく思いっきり泣いて笑って、人生を全うしようと思うようになりました。

そんなとき、たまたま母が友人からもらったというブラジリアンローズジャムの話をしていて、「食べられるバラがある」ということを聞いたんです。

最初は驚きました。でも同時に、「そもそも誰がバラを食べられないと決めつけたんだろう? だったらその固定概念を解き放ちたい! そして、私の価値観を根本から変えてくれた食べられるバラを、自分の手で栽培してみたい!」と思ったんです。

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最終更新:7/17(水) 11:10
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