ここから本文です

【京都】「あの悔しさは、僕も忘れていない」~古都で戦い続けるU-20世代・福岡慎平の挑戦

6/11(火) 18:01配信

ベースボール・マガジン社WEB

 現在J2の上位争いを繰り広げる京都の中盤に、ひと際存在感を放つ18歳がいる。プロ1年目を戦うクラブ生え抜きMFの福岡慎平だ。2種登録された昨季からすでに出番を得ており、J初ゴールも記録。今季は中田一三監督の下で第4節柏戦(●0-1)以降、全試合に出場している。2年前は、先日A代表デビューを果たした久保建英(FC東京)や、U-20ワールドカップで活躍した菅原由勢(名古屋)らを束ねるキャプテンとして、U-17ワールドカップを経験した。その後も世界と戦い続ける同世代に刺激を受けながら、福岡はJ2の戦いに臨んでいる。

先輩が再燃させた、代表への思い。

「一番悔しいですよね。韓国相手というのが……」

 U-20ワールドカップ・ラウンド16の“日韓戦”から、ちょうど1週間が経とうとしている。6月8日に大宮とのアウェーゲームを終え、NACK5スタジアムの取材エリアに現れた福岡慎平は、我がことのように悔しそうな表情を浮かべながら、言葉を発した。

「(U-20ワールドカップでの日本の)試合は全部、気にして見ていました。自分の同世代の選手もいっぱいいたし、本当に刺激を受けました」

 特に、チームメイトであるGK若原智哉の活躍に目を奪われたという。

「智哉くんがPKを止めたシーン(エクアドル戦)だったり、開始早々にチームのピンチを救ったシーン(メキシコ戦)だったり、見ていて痺れましたね。やっぱり、自分もそこ(代表)でやらなければいけない。智哉くんのおかげで、あらためてその思いを強く持つことができました。他の同世代の選手たちも頑張っていたけれど、一番刺激をくれたのは、同じチームの智哉くんでしたね」

 1学年上の先輩である若原とは、京都の育成組織からともに戦ってきた。現在もトップチームで、お互いに切磋琢磨する。「優勝して帰ってきてねー」とエールを送ったというが、その思いは叶わず。「智哉くんも悔しそうでした」と韓国戦の敗戦に肩を落とした若原の気持ちに寄り添いつつも、「次へ切り替えていかないと」と、新たな戦いに向けて鼓舞するように言った。その言葉は、自らにも言い聞かせているかのようだった――。

1/3ページ

最終更新:6/11(火) 22:24
ベースボール・マガジン社WEB

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事