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“政権交代請負人”小沢一郎(77)が「枝野さんを総理にできる」と断言する秘策

6/11(火) 15:00配信

文春オンライン

 通常国会も会期末に近づき、永田町の関心事は「選挙」一色となりつつある。

 一時、話題にのぼった衆参同日選については「見送り論」が与党内で強まっているものの、野党は依然、安倍首相の「不意打ち解散」を警戒している。「解散風」の行方は、いまだ見通せない。

【写真】小沢一郎、秘策を語る

 解散権をもつ安倍首相は、5月30日の経団連の会合で、

「風というものは気まぐれで、誰かがコントロールできるようなものではない」

 こう述べたかと思うと、6月8日、知人とのゴルフのラウンド中、「風はどうですか」と尋ねる記者に、

「気持ちのよいそよ風だ。ほとんど無風だが」

 とはぐらかし、真意をはかりかねる議員たちの神経を逆なでしている。

危機感を募らせる野党

 2012年末の政権発足以来、安倍官邸が“力”を維持していられるのには理由がある。この6年半、安倍首相はここぞというタイミングで2回の解散を打ち、その度に選挙に勝利したからだ。当然、野党側は「今回も解散を打たれたらマズイ」と危機感を募らせている。

 そんな中、野党側のキーマン・小沢一郎衆議院議員が、 「文藝春秋」7月号 に、「『衆参同日選』への秘策・野党結集で枝野さんを総理にできる」と題する文章を寄稿した。

 これまで1993年の細川連立内閣発足、2009年の民主党政権誕生という“2つの政権交代”を成し遂げた小沢氏の秘策とはいかなるものなのか。

立憲民主党の枝野幸男代表しかいないでしょう

 小沢氏は次のように指摘する。

「この状況で解散・総選挙が行われた場合、野党は間違いなく壊滅します。そのような事態を防ぐにはどうすればいいのか。答えは簡単です。野党が1つになるしかありません。では、野党が1つにまとまった場合に旗を振るのは誰になるか。立憲民主党の枝野幸男代表しかいないでしょう。政権交代を成し遂げた時、内閣総理大臣に指名されるのは野党第一党の党首である枝野さんです。野党を結集させ、膠着した政治状況を変えられるか――全ては枝野さんの決断にかかっています」

「野党が1つになる」とはどういうことか。

 現在、各野党は7月に予定される参院選の「一人区」(改選数1人)で候補者一本化を決めているが、小沢氏は「それでは不十分だ」と述べる。

「『野党は候補者調整をするだけで十分だ』という声がありますが、そんな中途半端なことをやるだけでは絶対に自民党には勝てません。3年前、2016年の参議院選挙の結果を思い出すべきです。あの時、野党は共産党も含め、一人区では候補者を全て一本化したにもかかわらず、自民党に3分の2を取られる結果に終わりました」

「勝つためにはこれしかない」

 ならば、どうするのか。小沢氏は「勝つためにはこれしかない」と前置きした上で、秘策を明かした。

「私は、野党は『オリーブの木』構想を実現するべきだと思っています」

「オリーブの木」とは、かつてイタリアに存在した政治連合だ。小沢氏は枝野氏を中心とした「日本版オリーブの木」を作り、政権交代を成し遂げようというのである。

 いったいこの広大な構想を、いかにして実現するのか――。

 小沢氏のプランの全貌は 「文藝春秋」7月号 に掲載されている。

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年7月号

最終更新:6/11(火) 15:00
文春オンライン

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