ここから本文です

井岡一翔は「危険な敵」 KO率84%パリクテ陣営は終盤戦想定「急がず、辛抱強く…」

6/11(火) 16:43配信

THE ANSWER

「6.19」WBOスーパーフライ級王座決定戦、井岡相手の陣営「勝算75%」

 ボクシング元世界3階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級2位・井岡一翔(Reason大貴)が、19日に千葉・幕張メッセでWBO同級王座決定戦に臨む。日本人初の4階級制覇に立ちはだかる相手は、同級1位アストン・パリクテ(フィリピン)だ。パリクテ陣営は、井岡戦に向けて「序盤に力を集中的に注ぐことはしない」「急がず、辛抱強く戦う」と終盤戦を想定しているようだ。パリクテの母国・フィリピンの地元紙「ザ・フィリピンスター」の公式サイト「フィルスター.com」が報じている。

【画像】井岡一翔、4階級制覇に向けた “KOダイナマイト”との2ショット「これからも期待してるぜ!」

 日本人初の偉業阻止、そして悲願の世界王座獲得へ、パリクテが順調に仕上げてきたようだ。「フィルスター.com」は「アストン・パリクテは勝ち急がない」の見出しで母国の28歳ボクサーの取り組みを紹介している。

 25勝(21KO)2敗1分けの28歳は、昨年9月に臨んだドニー・ニエテス(フィリピン)との同王座決定戦で引き分けた。約9か月ぶりに巡ってきた王座獲得のチャンス。KO率84%の強打を持つパリクテについて、記事では「フィニッシャーとして恐ろしい評判を得ている」と紹介しているが、陣営は早期決着を狙わないようだ。

 マネージャーのジェイソン・ソーング氏は「イオカは危険な敵のため、序盤に力を集中的に注ぐことはしない」と語ったという。記事では井岡の過去2敗はともに判定決着であることも紹介。また、パリクテ陣営が終盤戦を想定していることを明かしている。

 2か月前に勝つ確率は60~75%としたというソーング氏は「私たちは急がず、辛抱強く戦うだろうが、相手が出てきた場合は前に圧力をかける準備はできている。予想はしないが、アストンがベルトを持ち帰ると確信しているよ」と自信を示したという。

重量級の元4階級制覇王者も井岡を警戒「パンチを許してはいけない」

 井岡は2017年大晦日に引退を発表。しかし、18年7月に撤回し、同9月に米国で復帰戦に臨んだ。本場のリングでは、これまでの卓越したディフェンス技術に加え、積極的に前に出るファイターの姿を披露。昨年大晦日に挑んだニエテスとの王座決定戦は判定負けに終わったものの、パリクテ陣営は日本の元3階級王者が持つ豊富な引き出しを警戒しているようだ。

 さらに、同メディアはパリクテのプロモーターで元4階級王者ロイ・ジョーンズ・ジュニア氏(米国)のコメントを紹介している。かつて重量級の世界戦線を席巻した元世界王者も、井岡についてこう語っている。

「イオカはいい頭の動き、いい足の動きを持っているとても堅実なボクサーだ。カウンターパンチもいい。だから、アストンは彼の試合をしなければいけない。パワー面ではアストンに軍配が上がるだろうが、イオカにパンチを許してはいけない」

 パリクテは、昨年9月にニエテスとドローに終わった後、再戦を臨んだ。しかし、先に契約していた井岡が大晦日にニエテスとの王座決定戦に臨んで判定負け。今回はニエテスが返上した王座を争うことになる。決戦まであとわずか。日本人初の4階級制覇王者は誕生するのか、フィリピンに新たなチャンピオンベルトがもたらされるのか――。

THE ANSWER編集部

最終更新:6/11(火) 17:56
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事