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菅野智之が復活、プロ野球選手は30歳を迎える頃から少しずつ太る【柴田勲のセブンアイズ】

6/11(火) 7:00配信

デイリー新潮

 巨人・菅野智之投手(29)が復活した。9日、東京ドームでのロッテ戦(交流戦)で25日ぶりに先発して白星を挙げた。今季は1発病に悩まされるなど本来の姿ではなかった。それに腰の違和感を訴えて出場選手登録を抹消されていた。

 7日、菅野は東京ドームのマウンドに立って試運転を行った。その際、原(辰徳)監督に直接、菅野の現状を聞いたが、「(菅野)智之は長い間やってきていますからね。疲れもあるだろうし、初めての故障だし……」と話していた。

 菅野はこれまで何度か故障による登録抹消があった。原監督が「初めての……」という言葉を使ったのはこれまでとはちょっと違うと言いたかったのかもしれない。

 立ち上がりは不安定、というよりも慎重だった。いきなり先頭の荻野(貴司)に二塁打を許して、その後、盗塁と2死四球が絡んで2死満塁とした。元々、コントロールは抜群だ。死球はここ3年で4個しかなかったことを思うと、さすがに緊張もあったのだろう。荻野に三盗を決められたが、これも背負った走者よりも、目の前の打者により一層集中し、余裕がなかったせいもある。

 だが、このピンチで菅野(剛士)を迎えて2ストライク2ボールから外角高めの151キロ真っすぐで空振り三振に仕留めた。内角を見せて最後は力のあるボールでらしさを見せた。

 二回以降は走者なしでもセットポジションで投球した。六回、鈴木(大地)に1発を浴びたが、これは真ん中高めのスライダーで、甘いボールだった。

 100球をメドに(実際は98球)、6回を被安打3、4死四球で2失点。本来の好調時と比べるとやや不満は残るが、球の切れもあった。25日ぶりの復帰登板から合格点だろう。

 悪い時はどうしても手投げになり、指先でごまかしてしまう。5月がそうだった。この日は下半身を使って、体重もそれなりに乗っていた。

 いうまでもなく、菅野は巨人のエースだ。悪いときも、悪いなりに投げて抑える。この条件をしっかりと守って勝利に貢献した。

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最終更新:6/11(火) 9:38
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