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赤星憲広がルーキー近本光司を分析。 「私との決定的な違いがある」

6/11(火) 6:37配信

webスポルティーバ

関西学院大学から社会人野球の大阪ガスを経て、2018年のドラフト1位で阪神に入団した近本光司。開幕スタメンを掴み取り、6月10日時点で打率.304、16盗塁と、見事にリードオフマンの役目を果たしている。

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 50m5秒8と抜群の走力を誇る左の一番打者、ポジションも同じセンターということで、かつての不動のリードオフマンである赤星憲広氏と比較されることが多くなっているが、赤星氏本人はどう評価しているのか。選手としての特長や、今後に向けての課題などを聞いた。

――近本選手が周囲から「赤星二世」と呼ばれていることについて、赤星さんはどう思っていますか?

「近本が入団会見で『赤星さんを目標にしています』と口にしたので、これまでになく取材が殺到しましたよ(笑)。でも、大阪ガス時代に見た時には、彼は主に五番打者として活躍していましたし、私とは少しタイプが違う選手なんじゃないかなという印象がありました」

――その違いとは?

「打撃面で長打力があることが決定的に違いますね。私はプロ通算のホームランが3本でしたが、彼は1年目ですでに5本も打っています。投手側の足を上げる、彼であれば右足を高く上げて打つフォームは、ボールの質が上がるプロではタイミングがうまく取れなくなる選手も多いんですけど、そんな心配など関係なく結果を出しています。

 長打力があるかないかでは、相手バッテリーの攻め方にも差が生まれるんです。私には長打がなかったので、四球で塁に出さないことを最優先にストライクゾーンで勝負されることが多かった。一方、近本にはホームランを打たれるリスクがありますから、簡単にはストライクを投げられなくなります。打ち取るまでの配球により工夫が必要なので、すごく嫌な存在でしょうね」

――赤星さんから見て、現役選手の中でタイプが似ている選手はいますか?

「バッティングフォームや体格も含め、やはり左打者であるヤクルトの青木宣親に近い。近本は彼を目指すべきなんじゃないか、と思っています。青木は入団2年目で202安打を放つなど、どちらかといえば"打つ選手"のイメージが強かったんですが、翌年に41盗塁して私の"6年連続盗塁王"を阻止しました。その年から本塁打も増えましたし、2人はイメージが被る部分が多いです。違うのは、利き腕くらいでしょうか」

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最終更新:6/11(火) 6:37
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