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ユーチューバーがきっかけで急成長 3シーズン目の「ヨーク」が目指すもの

6/11(火) 12:00配信

WWD JAPAN.com

2018-19年秋冬シーズンからスタートした東京発のユニセックスブランド「ヨーク(YOKE)」が急成長中だ。10型程度のアイテムでデビューした当時は数店舗だった卸先も、3シーズン目となる東京・神宮前のキャロル(carol)や中目黒のソウ(SOU)、代々木上原のジョン(JHON)などの都内の個店や地方のセレクトショップを中心に35店舗。アイテムもプロパー消化率100%で売り切っている。

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「ヨーク」はOEMメーカーやドメスティックブランドなどで経験を積んだ寺田典夫デザイナーがスタート。“つなぐ”、“絆”、“洋服の切り替え布”などを表すブランド名には「作り手から消費者まで、すべてをつなぐ」という意味を込めた。ニットで作ったフリースや、つなぎ目にニットテープを使用したスエットなど、ニット素材を主軸に、一見スタンダードだがディテールで変化を付けたアイテムをそろえる。「『オーラリー(AURALEE)』をはじめ、他ブランドが既にベーシックウエアで地位を確立している中で、オリジナリティーを出すための挑戦としてニットを選んだ。ニットで作ったコートなどを提案したファーストシーズンから編み地をメインとしたアイテムを制作している」と寺田デザイナーは語る。

デビュー当時は寺田デザイナーの知人らを通じて徐々に人気を拡大してきた同ブランドだが、その後一変して若者から注目を浴びることになる。そのきっかけとなったのが、ファッションユーチューバー、高島涼の存在だ。チャンネル登録者数が4万人を超える高島がユーチューブ上でブランドを紹介したところ、20代前後の若年層を中心に人気が急騰。一着でコート、ブルゾン、巻きスカートと3通りの着こなしが可能で、男女でシェアができるデザインの“シェアコート”は販売後に即完売。さらに店頭に並ぶ前に高値で転売されるほどの人気商品となり、ブランドの売り上げの軸になった。「高島さんが動画で紹介してくれていなかったら、ここまで急な成長はなかった。正直想定外の出来事で、自分がついていけてない状態だ(笑)」と寺田デザイナーもブランドの急速な拡大に驚く。

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最終更新:6/11(火) 12:00
WWD JAPAN.com

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