ここから本文です

友人は皆セレブ婚なのに彼氏は低収入。生活レベルを下げられぬ女が出した結論とは

6/11(火) 5:20配信

東京カレンダー

なぜかいつも男に振り回され、逃げられ、消耗させられる女がいる。

一体、何がいけなかったのか。どこで間違えてしまったのか。

自身のダメな恋を報告してくれる女性の具体例を基に、その原因を探っていく。

名前:三橋恵里奈(仮名)
年齢:32歳
職業:特許事務所のアシスタント
住居:等々力(実家)

6月のとある週末。湿気もなく、爽やかな風が吹き抜ける午後。

今回の報告者・三橋恵里奈は、約束の場所・銀座に颯爽と現れた。

白のトップスにベージュのリネンパンツ。ベーシックな装いに派手さはないものの、仕立ての良さに高級感が滲んでいる。耳元に飾られた大粒のパールも品が良い。

『bills 銀座』のソファに腰をかけると、恵里奈はそっと横にデルヴォーを置いた。

彼女は虎ノ門の特許事務所でアシスタントをしているという。自身の稼ぎは知れているが、恵里奈は現在も等々力の実家で暮らしており、その生活ぶりには余裕があるようだ。

「彼とは腐れ縁みたいなものなんです」

小さな唇を上品に動かし、恵里奈は自身の恋愛を控えめに語った。

「彼…聡とは大学時代からだから、もうかれこれ10年以上。間に何度か別れてはいるんですけど、気がつけばまた一緒にいるんですよね。最後に戻る場所っていう感じで。大学時代からの付き合いで、10年間なんだかんだで関係が続いてます。お互い30代になりましたから、普通は結婚を考えたりもするんでしょうけど、私は彼のことがとても好きですが、彼と結婚する気はないんです」

恵里奈は、そうきっぱりと断言した。

人としては好きでも、結婚はできない

「私にはもうずっと仲良しの友人が二人いるんですけど、二人ともすごくいい暮らしをしているんです。ひとりは旦那さんが不動産会社の代表をしていて、麻布の高級マンションに住んでる。もう一人の旦那さんは代々続く開業医で、白金に豪邸が建っています」

カトリック系のお嬢様学校として有名な、都内のエスカレーター式女子校出身の恵里奈。今彼女が話している友人というのも、同じ学校で育った仲間なのだろう。

「二人とも20代半ばで結婚し、子どももいます。私だけ独身なんですが気を使うことも使われることもなく…というのも、二人ともフルタイムのシッターがいるので割と自由に外出できるんです。ホームパーティにシェフを呼んで楽しむこともあり、そんな時はそれぞれの旦那様とも仲良くさせてもらっています。

20代半ばで結婚した女と独身のまま30代を迎える私のような女は、ライフステージの違いがそのまま価値観の違いになって疎遠になるケースが多いと聞きますが、私たちはそんなことありません」

堂々と言い切る恵里奈の表情から、それが本当であることが伝わってくる。そのように良い関係を保つことができたのは、彼女たちの育ちの良さに起因するのかもしれない。

「ただ…、そんな場所に、聡を連れていくのは無理なんです」

諦めたように首を振りながら、恵里奈は小さく笑った。

1/3ページ

最終更新:6/11(火) 5:20
東京カレンダー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

東京カレンダー

Tokyo Calendar.Inc

2019年8月号
6月21日発売

定価800円(税込み)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事