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ミラノサローネ2019報告 #3 / デザイナー by 土田貴宏

6/12(水) 18:55配信

Casa BRUTUS.com

●Destroyers/Builders

これからを担うデザイナーを見つけ出すのもミラノデザインウィークの醍醐味です。家具デザイナーの成功とは、一流ブランドに起用されること。そんな時代は過去になりつつあるのかも。自身でブランドをもち、すみずみまで妥協せず、もの作りをする5組のデザイナーがまぶしい。

以前は確固としていたメーカー、デザイナー、もの作りのヒエラルキーが、かなり自由になってきたようだ。たとえばデザイナー自身がブランドを仕切る〈クリストフ・デルクール〉や〈キンコセス・ドラゴ〉。自分たちの世界観に妥協せず、時代にも左右されないアプローチは、それぞれに高いクオリティーを実現している。市場に消費されにくい彼らのスタイルは、今後さらに支持されそうだ。

より若い世代で鮮烈だったのがリスボンの〈アトリエ・アヴェウス〉。建築のバックグラウンドをもつデザイナーのモルガン・ルーは、音楽的な洗練と深みによって空間を彩る。次代のセンスを感じることができた。

photo_Francesco Dolfo(Alcova) text_Takahiro Tsuchida illustra...

最終更新:6/12(水) 18:55
Casa BRUTUS.com

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