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【男子バレー】ネーションズリーグ東京大会で見た、日本代表の現状

6/12(水) 10:14配信

バレーボールNEXt

バレーボールのネーションズリーグ(以下VNL)予選ラウンド男子東京大会が、6月7日(金)~9日(日)に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた。前週のセルビア大会を1勝2敗(セルビアに勝利)で終えた日本は、東京大会でアルゼンチンに勝利したものの、世界ランキング1位のブラジル、アジアの雄、イランに敗れて1勝2敗。トータル2勝4敗で、14日(金)から始まるブルガリア大会に臨むことになった。

会場に多くの観客。「その前でもっと勝つ姿を見せたかった」(中垣内監督)

東京での国際大会は、2016年のリオ五輪世界最終予選以来、実に3年ぶりになる。大会前日の会見から「多くの観客の前で試合ができることが嬉しい。世界と戦える力があることを示したい」と話していた中垣内祐一監督。初日のアルゼンチン戦(世界ランキング7位)は4200人の観客が見守る中、チームの顔である石川祐希、柳田将洋を軸に、理想的な試合展開に持ち込んだ。特に石川は28得点と、チームを勝利に導く活躍を見せて会場を大いに沸かせた。その効果は大きく、翌日のブラジル戦は7200人が会場を訪れた。イラン戦も日曜の夜の試合にも関わらず、6000人が会場で声援を送った。
中垣内監督は「ブラジルはともかく、イランには勝利する可能性があると思っていただけに、一度もリードを奪うことなく敗れたのは残念。(観客に)選手の良いプレーや、チームとして勝つ姿をもっと見せたかった」と肩を落とした。日本のエース石川は、「セルビア大会もそうだったが、3連戦のうち、しっかり戦えているのはデータが頭に入っている初戦だけ。その後は(データに基づく)対応力やコンディションが落ちて個人のミスが増える。そこは改善が必要」と冷静に振り返り、「次のラウンド(ブルガリア大会)では変わった姿を見せたい」と話した。

東京大会から福澤・古賀・出耒田がメンバー入り

VNLは、世界のトップ16チームが参加。予選ラウンドは5週間に渡り3連戦して、1回戦総当たりの計15試合を戦い、その結果により、開催国のアメリカと予選ラウンドの上位5チーム(アメリカを除く)が、7月10日~14日(日)にシカゴで行われるファイナルに進出する。世界を転戦しながらの3連戦が5週間続くハードな大会のため、各国ともファイナル進出を目指しながらも、選手のコンディションを考え、メンバーを入れ替えながら戦っている。
日本は2019年度代表メンバーを全員エントリーし、大竹壱青(#1)・深津英臣(#2)・山内晶大(#6)・柳田(#8)・井手智(#9)・西田有志(#11)・関田誠大(#12)・高野直哉(#13)・石川(#14)・李博(#15)・高橋健太郎(#16)・久原翼(#17)・小野寺太志(#20)・山本智大(#22)の14名が先陣を切った。
イタリアで親善試合を2試合(1勝1敗)行い、セルビア大会へ。初戦のセルビア戦で勝利し幸先の良いスタートを切ったが、ロシア、フランスに敗れた。東京へ戻ると、肩を故障したミドル高橋に代わり、出耒田敬(#7)を召集。久原、井手に代わり、コンディション調整のためにセルビア大会を見送った福澤達哉(#5)と、今季ポーランドリーグに出場し合流が遅れていた古賀太一郎(#10)をメンバーに加えた。

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最終更新:6/12(水) 10:14
バレーボールNEXt

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