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ネット上には保護されずアクセス可能なファイルが23億も。今こそAppleに学びたい、個人情報保護の知恵

6/12(水) 11:50配信

FINDERS

保護されずアクセス可能なファイルが「23億」も

ダークウェブやインターネット上に潜むリスクを解決するための「デジタルリスク管理ソリューション」を提供することで知られるDigital Shadowsは、5月30日(米国時間)、インターネット上には、保護されることなくアクセス可能な状況にあるファイルが23億も存在するという調査結果を発表した。前年度の調査では15億だったことから、およそ50%増加したことになる。

最も多くのファイルがアクセス可能な状況になっていたのは米国(3億2600万)とされ、フランス(1億5000万)、日本(7700万)がそれに続くという。それらファイルには、医療データなどの個人情報や平文のパスワードなども含まれるようだ。

この調査結果からも分かるように、インターネットのビジネス利用が進展するとともに個人情報漏洩問題が深刻化している。SNS、検索サービス、オンラインショップ、ウェブメール、オンラインバンキングなど、もはやインターネット上で提供される各種サービスは私たちにとって欠かせない存在となっているだけに、各人が自分自身の個人情報を守る意識を持つことが大切だ。

では、どうすれば漏洩被害から個人情報を守ることが出来るのだろうか。その方法のヒントが、6月3日(米国時間)にAppleが開催した開発者向け会議「WWDC 2019」で示されていた。

個人情報保護の新たなる一手「Sign in with Apple」

Appleといえば、米IT大手4社を指す「GAFA」の中で最も個人情報保護に力を入れていることで知られる。ビックデータの収集・解析がビジネスの成否を分けるとも言われる中で、ユーザーの個人情報をビジネス活用しない方針を貫くAppleに信頼を寄せる人も少なくないことだろう。今回のWWDCでは、その姿勢をさらに鮮明にしていた。

個人情報保護に関心を持つ人々が、今回のWWDCで最も驚かされたのは「Sign in with Apple」の発表ではないだろうか。

Sign in with Appleとは、Appleが今秋より提供を予定しているシングルサインオン・ソリューションの名称だ。新たなサービスやアプリを利用する際に、「Sign in with Facebook(Facebookアカウントを利用してログインする)」や「Sign in with Google(Googleアカウントを利用してログインする)」を利用したことがある人も多いことだろう。そのApple版というわけだ。

今回のWWDCでは、他社のサインイン・システムが使われるすべての場面で活用されるように、その実装をアプリ開発者に求めている。

他社のサインイン・システムと同じ場面で利用するとはいっても、個人情報保護に力を入れるAppleは他社とはひと味違う。ユーザーが自分のメールアドレスを教えないことを選択できるというのだ。しかも、iCloudのキーチェーンとも統合されるので、利便性が損なわれることは無いようだ。

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最終更新:6/12(水) 11:50
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