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フィジカルとメンタルを刺激する「カメラ」という装置──WIRED FETISH #7

6/12(水) 18:10配信

WIRED.jp

情報と時間に追われるあまりディスプレイに目を奪われ、気が付けば景色が流れていってしまっていることも少なくない。そんなとき、カメラは意識的に景色に目を向けさせてくれる装置になるはずだ。そして、景色を意識的に見るという行為は、視覚としての眼だけなく、心の眼を見開かせ、フィジカルとメンタルに刺激を与えてくれるだろう。

ィジカルとメンタルに刺激を与えてくれるだろう。

誰もがスマートフォンのカメラ機能で手軽に写真や動画を撮影できるようになったいま、あえて写真機としてのカメラで景色に目を向けてみてはどうだろうか。

そのとき手にすべきものは、ただシャッターを切れば撮影できるような代物よりも、フィジカルな操作が加わるほうが、撮影という行為そのものが体験として記憶に深く刻まれるはずだ。

例えば、1954年の「M3」型機の誕生以来、カメラファンを虜にする「ライカMシステム」。デジタルカメラとなった「M8」以降も、フィルムカメラ時代から一貫するマニュアルフォーカスというフィジカルな操作性がメンタルを刺激する。ラジコンのようなドローンもまた然りだ。

そんなどこか不便さすら感じさせるフィジカルな体験が、あなたをウェルビーイングへと導いてくれるはずだ。

そして、景色を捉えようとする眼の動きは、身体の内面をも映し出す時代へと突入している。

01 LEICA LEICA M10-P

1954年の誕生以来、着実にアップデートを繰り返しながら、変わらぬ革新的機能性と工芸品のごとき美しさをもつ最高峰のカメラとして、ファン垂涎の的であり続けている「ライカ」のM型カメラ。

その系譜に連なる高度な機能と品質、そして控えめな存在感に「P」の型番を与えられたプロフェッショナルなデジタルカメラとしてさらなる進化を遂げたのが、この「ライカM10-P」だ。

2,400万画素のCMOSセンサーを採用したフルサイズデジタルカメラは、ライカの象徴でもある“赤バッヂ”をブラックアウトし、実に精悍でソリッドな面構えに。

シャッター音までシリーズで最も“控えめ”に抑えた、ミニマルかつ静謐な製品だ。また、背面タッチパネルを採用することで、画面の拡大縮小やフォーカスポイントの移動などの操作が直感的に行なえるようになった。

レンズは卓越した描写性能と、“ライカらしい”自然なボケ味が特徴で、多くのプロフォトグラファーが定番として愛用する「ズミクロンM f2/35mm ASPH.」をチョイス。

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最終更新:6/12(水) 18:10
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