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速筋を鍛えると、若返りホルモンが…足を鍛える3つの運動

6/12(水) 16:08配信

女性自身

足と脳は連動していて、足が刺激されると脳神経が活性化することがわかっている。階段を下りて、速筋を鍛えることで、認知機能を高め、糖尿病にも効果があるとか!

「山の事故の9割は下山中に起こっています。高齢者が階段でけがをするのも9割が階段を下りるときです。これは、下りるときに使う筋肉が衰えて、つまずいたり転んだりしてけがにつながっているからです」

こう話すのは、加齢医療の第一人者である白澤卓二先生だ。

「私たちの筋肉には大きく分けて『速筋』と『遅筋』の2種類があります。『速筋』は、短距離走など瞬発力を必要とするときに使われる筋肉で、階段を下りたり、急に止まるときなどの“ブレーキ”の役割をします。もうひとつの『遅筋』は持久力に優れていて、長距離を歩いたり走ったりするときに使われるほか、階段や坂を上がるときにも活躍する筋肉です」(白澤先生・以下同)

ところが、人間の筋肉量は35歳くらいでピークを迎え、その後は衰える一方。しかも衰えやすいのは速筋のほうなのだという。速筋は、足を踏み外してもちゃんと着地して体を支えるといった、守る力を発揮してくれる筋肉なので、最近転びやすくなったという人は、速筋が鈍っているのかもしれない。

速筋の衰えがもたらす影響はそれだけではない。速筋の量は脳の若さにも関係するというのだ。

「足と脳は深く連動しており、足が刺激されると脳神経が発達することがわかっています。逆に、歩行が安定しなくなると脊髄の運動ニューロンが減少しているという研究結果もあるように、筋肉を失うことは脳の神経細胞を失うことと同じなのです」

速筋を鍛えるのにベストな動作は山歩きだという。

「山道には規則性がありませんから、次にどこに踏み出そうかと瞬時に判断しなければならず、それが筋肉を鍛え、同時に脳にも刺激を与えるからです」

とはいえ、日々山歩きができるわけでもない私たちには「階段を下りる」動きがよいそうだ。

「下りるときはゆっくりとした動作で、しっかりと母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)で着地してください。重心をゆっくり動かすことで、ふだん使われない筋肉が鍛えられます」

母指球が安定するためにもうひとつ大切なのが、土踏まずのアーチ。ここを刺激することで、着地がしっかりとできるようになる。

「アーチ部分は26個の小さな骨が組み合わさってできています。私たちの全身は約250個の骨で形成されていますが、両足のアーチ部分に全身の実に約5分の1の骨が集中しているのです。それだけ繊細かつ機能的にできているものなのに、靴で覆ってしまうのはもったいないことなのです」

アーチを刺激するには、はだしで階段を下りたり、タオルつかみエクササイズがよいという。ほかにも、椅子に座ってできる太極拳を取り入れた足のエクササイズもおすすめだ。

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最終更新:6/12(水) 16:17
女性自身

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