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株価予測の基本!底値圏で現れる「大底」の合図・4パターン

6/12(水) 14:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

※本連載では、マネー誌への執筆を中心に活躍するライター・安恒理氏の著書、『マンガでわかる最強の株入門』(新星出版社)から一部を抜粋し、株式投資におけるテクニカル分析の基礎となる「チャート」の読み方をレクチャーしていきます。

<用語解説>

※寄り付き…株式が開いて(日本は午前9時)最初に行われた取引の株価

※引け…前場、後場の最後の売買のこと。後場最後の売買をとくに「大引け」という。あるいは単に取引時間の終了をいうこともある

※下放れ…株価が急落し、それまでの株価水準を下に突き抜けること

※上放れ…株価が一気に上昇し、それまでの株価水準を上に突き抜けること

「はらみ線」で買いシグナル、売りシグナルを見極める

前回紹介したように1つのローソク足でも株価の先行きを予測することは可能です(関連記事『 株価上昇のシグナルをつかむ…「ローソク足」基本パターン5つ 』参照)。しかしもっと予測の精度を高めるには複数のローソク足を組み合わせてみることが必要です。

2本のローソク足より3本、4本…と絡めるとより精度が高まります。まずは2本の組み合わせからチェックしてみましょう。

2本のローソク足の組み合わせの1つに、「はらみ線」があります。はらみ線とは、最初に現れた大きいローソク足の次のローソク足が前のローソク足の柱の部分に収まっている形のことをいいます。陽線と陰線の組み合わせによって4つのパターンに分けることができます。

1つ目は大陰線の中に小陽線が収まる「陰の陽はらみ」。2つ目は大陰線の中に小陰線が収まる「陰の陰はらみ」。3つ目は大陽線の中に小陽線が収まる「陽の陽はらみ」。4つ目は大陽線の中に小陰線が収まる「陽の陰はらみ」です。

底値圏で現れた「陰の陽はらみ」や「陰の陰はらみ」は買いシグナルとなります。逆に高値圏で現れた「陽の陽はらみ」や「陽の陰はらみ」は売りシグナルとなります。

強力な買いシグナルとなる「三空叩き込み」とは

大陰線は弱気相場の象徴です。特に高値圏で現れたときは売りシグナルとなりがちですが、底値圏で出たときは、必ずしもそうとは限りません。

下落が続くなかで大陰線が3本も続くと、市場は総弱気になってしまいますが、売り方のパワーが一気に放出されているときに現れる形なので、少しの買いが入ると、株価は反転上昇に転じやすいのです。これを「三手大陰線」といい、買いのチャンスとなります。

三手大陰線と同様に、強力な買いシグナルとなるのが「三空叩き込み」です。

下落過程で陰線が4本続けて現れ、さらに2本目から4本目の陰線がすべて下放れて寄り付いた形です。チャートで見ると、4つのローソク足の間には隙間ができます。この隙間を「マド(空)」といい、このマドの部分は取引がない価格帯なので再び上昇するときは抵抗なく上昇します。

[check!] 長い下ヒゲは上昇の合図!?

株価が反転上昇に転じるときは、その直前に株価が急落することがあります。一番の買いチャンスですが、理由は「悪材料」(株価にとってマイナスの要素) 出尽くしというケースが多く、チャートには長い下ヒゲのローソク足が現れます。

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最終更新:6/12(水) 14:00
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