ここから本文です

相手との距離をスッと縮める人の“絶妙な言動”

6/12(水) 9:00配信

東洋経済オンライン

相手との距離を縮めたいと思っているのに、縮まらない――。そう感じたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
いったい、どうしたらいいのか。長崎大学でスピーチやコミュニケーションについて教えており、『大人の伝え方ノート 一言で「人間関係」はガラッと変わる!』の著者である矢野香さんに、いつの間にか相手と信頼関係を築けるテクニックを紹介してもらいました。

 こんにちは、矢野香です。NHKでキャスターを務めたのち、現在は大学教員として心理学、主に人から評価される話し方や、人の印象がどう決まるのか、などコミュニケーションについて研究しています。

■良好な人間関係を築く「暗示」効果とは

 ビジネスパーソンであれば「マナー研修」を受けたことがある方もいらっしゃるかもしれません。敬語はこう、姿勢はこうで、名刺交換はこんなふうにやって、と事細かく教えられ、苦手意識をもったという話も聞きます。

 確かにそうしたマナーは覚えておくに越したことはありません。しかし、今教えてもらっているマナーは、本当にあなたの人間関係に望む結果をもたらしたでしょうか? 

 本当に大事なのは、実は「マナー以上の伝え方」なのです。

 例えば、少しマナーが崩れていても、「なんか感じのいい人だな」「また会いたいな」と思わせる人もいれば、しっかりとマナーを守っていても、もうこれっきりという人もいます。敬語に気をつけながらお願いしているのに、なかなか受け入れてもらえない人もいれば、間違った敬語を使っているのに、簡単に相手のOKをもらう人もいます。

 この差は何でしょう? 

 そこには、心理学でいう「暗示」が影響しています。心理学では、言葉や表情が相手の無意識に「暗示」として伝わり、その後の人間関係に影響を与えることがわかっています。

 「なんか感じのいい人だな」と思わせる人、人間関係がうまくいっている人は、「暗示」をうまく使っています。

 ここでは、とくに初対面の相手にも使える「暗示」の方法をご紹介します。

ノートパソコンは、斜めに使え
 マナーの面から「手はひざの上に置くべき」と考えている方もいるかもしれません。しかし、相手に不信感を持たれないためには、「手は机の上」です。

 「ひざの上」もしくは「机の下」など、相手から見えない場所に手があると、相手はあなたがそこで何をしているのかわかりません。大げさに言うと、銃社会であれば、武器を隠している可能性もあるわけです。

1/3ページ

最終更新:6/12(水) 9:00
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい