ここから本文です

グーグルやアマゾンを作ったスゴい教育の中身

6/12(水) 6:10配信

東洋経済オンライン

 グーグルの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ。彼らに共通するのはみなモンテッソーリ教育を受けていたということだ。

この記事の写真を見る

■世界を変えるリーダーを続々輩出する教育法

 イタリア人医師マリア・モンテッソーリが重度の発達障害のある子どもたちを世話するなかで、子どもたちには自分自身を教育する力が備わっていることを発見し、1907年にローマの貧民街で「子どもの家」という幼児教育施設を開いたのがモンテッソーリ教育の起源。

 ほかに、オバマ大統領、クリントン夫妻、イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子、経済学者のピーター・ドラッカーなどもモンテッソーリ教育を受けたといわれている。日本では将棋の藤井聡太さんがモンテッソーリ教育の幼稚園出身であることが話題になったのは記憶に新しい。

 モンテッソーリの幼稚園では、子どもたちは「おしごと」と呼ばれるなんらかの作業を自ら選んでもくもくとこなす。スタンプを押すおしごと、縫い物をするおしごと、数を数えるお仕事など、さまざまなおしごとのなかから、子どもたちがその日の気分で好きなものを選んで取り組む。

 大人から指示されなくても、子どもは自分自身を教育するために必要なおしごとを自分で選ぶことができて、ちょうどよいおしごとに出会うと深く集中できる。先生はほとんど教えない。困ったときには大人がお手本を示すことで、”1人でできるように”手伝う。

 おしごとを通じて「言語」「秩序」「運動」「感覚」「数」「文化」の各分野について自然に集中して学ぶチャンスの到来は6歳までに集中していると、モンテッソーリ教育では考えられている。

 モンテッソーリ教育と並んで世界的に有名なのがシュタイナー教育だ。

 1919年にルドルフ・シュタイナーがドイツで「自由ヴァルドルフ学校」を設立したのが始まり。海外ではヴァルドルフ教育という呼び名のほうが一般的だ。今年は100周年にあたる。シュタイナーはゲーテから強い影響を受けた思想家で、教育に限らず、農業や医療にも独自の理論を展開した。

 日本では俳優の斎藤工さんや村上虹郎さんがシュタイナー教育出身者として有名。海外では女優のサンドラ・ブロック、ポルシェデザイン創業者のフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ、ライカ社社主のアンドレアス・カウフマン、アメリカン・エキスプレスの元CEOのケネス・シュノールトなど。児童文学者のミヒャエル・エンデも短期間だがシュタイナー教育の学校に通っていたことがある。

1/4ページ

最終更新:6/12(水) 6:10
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事