ここから本文です

99%の日本人ゴルファーは間違ったスイングをしている! カリスマコーチの科学的ゴルフ上達法

6/12(水) 6:00配信

Book Bang

4月の発売後、早くも5刷が決定。5月にはAmazonの売れ筋ランキング総合1位にも浮上した『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』。著者の板橋繁さんは、大学院修了後にオーストラリアでコーチングを学び、ジェイソン・デイの母校で知られるヒルズ学園高校のゴルフ部監督などで活躍、現在もツアープロからアマチュアまで教えるカリスマコーチだ。ブルーバックス担当編集・倉田とともに、大人気レッスン書籍化までの軌跡をたどった。

世界各国から生徒が集まるゴルフスクール

倉田 先日はAmazonで見事1位に輝きましたが、社内でも発売前から「どんな本なの?」と、いろいろな人から聞かれるほど注目されていました。それから、あれよあれよという間に重版が決定して、早くも4万部に到達。ブルーバックスでは異例のスピードです。

板橋 そうですか。それはうれしいですね。

倉田 板橋さんは、ゴルフの本場オーストラリアで20年以上の指導実績を積んで、ゴルフスクールGold One Golf Schoolを立ち上げられました。YouTubeで公開されている「G1メソッド」のレッスン動画は総再生回数7000万回を超える人気ぶりです。

板橋 今日も電車で動画を編集しながら来たんです。今はiPhoneで簡単に作れますからね。最近は大画面で見られるので、少し焦っていますが(笑)。

倉田 板橋さんは日本でもオーストラリアでもレッスンされて、1年中お忙しいですもんね。みなさん遠くからも熱心にレッスンに通われて。

板橋 今は日本でのレッスンにも、ヨーロッパをはじめ、ニューヨークやアリゾナ、東南アジアから来る人もいます。この間はロシア在住の日本人の方がYouTubeを観たといってレッスンを受けに来ましたよ。

倉田 すごいですね、はるばるロシアから。

板橋 外国語で受けるレッスンだと細かなニュアンスがわからないからと言っていましたね。それに、たぶん他では「こうしたほうがいいんじゃない?」という言い方をされると思うんですよ。僕は結構、断定的です。「これができなければ次に進めないですよ」と。高校生やジュニアに教えていたということもありますが、大人に教えていても、僕はゴルフの教育だと思っているので、ちょっと先生気質なんです。めげるような人には、「頑張る! 頑張る!」って声かけちゃう(笑)。「そこが伸びしろなんだから、今やらないと!」って。丸1日使ったレッスンでは、アプローチを含めたら700球くらいは打ちますし、僕のレッスンは結構、厳しいですよ。

倉田 熱血ですねー。でも、特に日本人のゴルファーは板橋さんのメソッドが目からウロコで、一気に上達するとか。今回、初の書籍化で「動画だけでわからなかったところが補強された」という感想が多く聞かれます。本にも出てくる「招き猫フィニッシュ」など、技術のネーミングもすごく面白い。いかにわかりやすくするかを考えると、自然に出てくるんですか? 

板橋 それは、その場その場で(笑)。僕のメソッドの通り、低く、まーるく、身体が最後まで回転するスイングをすれば、右打ちの人の場合、自然とフィニッシュではグリップが左耳の横にきて、左手のひらと右手の甲がターゲット方向を向きます。このときの左手がちょうど招き猫と同じ形になるので、「招き猫フィニッシュ」。ここで手打ちになってしまっていると、腕が返って右手が上、左手が下になり、ヘッドが垂れてクラブを担いだ形になってしまうんです。

■直線的ではなく「まーるく振る」スイング

倉田 初めてお会いしたとき、「正しいスイングとはひとことで言うとなんですか?」と聞いたら、「まーるく振る」ことだとおっしゃって。へえ、と思ったんですよね。

板橋 日本ではずっと、直線的なスイングでしたからね。でも、今はクラブも進化しているので、その打ち方ではつっかかってしまうんです。

倉田 「ニッポンの常識は世界の非常識!」ということで、本書の帯でもジャパニーズ・ゴルフと世界標準との違いを強調しました。「クラブは立てて使う」なんていうのも、日本では常識ですが、世界標準では「クラブを寝かせてから振る」。正反対の動きです。

板橋 そうですね。僕のメソッドでは「裏面ダウン」と呼んでいますが、世界標準のスイングでは、クラブは絶対に立てて下ろしません。フェースの裏を地面に落下させる感覚になるんです。

倉田 板橋さんも、最初に渡豪されたときは「スイングが手打ちになっている」と指摘されたんですよね。

板橋 はい。日本のスイングを否定されたようなものでした。さらに「その打ち方じゃ腰を痛めるぞ」と言われて……。

倉田 実際、板橋さんがプロゴルファーへの道を断念されたのも、腰を痛めてしまったのが原因でしたね。

板橋 日本は、世界標準のスイング理論から取り残されているんです。今の日本のスイングが“古武道”みたいなものだとしたら、向こうは“ダンシング”ですよ。とてもリズミカルで、ボールの前で構えたらすぐに打つ。考えちゃダメなんです。ボールを3秒以上凝視したら、腕の筋肉がその指令通りにパフォーマンスしないから。

1/4ページ

最終更新:6/12(水) 16:05
Book Bang

記事提供社からのご案内(外部サイト)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事