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角田陽一郎×『ルパン三世』声優・栗田貫一「"銭形"のひと言で『ルパン三世』が自分の作品になった」

6/12(水) 6:20配信

週プレNEWS

『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』など、数多くの人気番組を手がけてきたバラエティプロデューサー角田陽一郎氏が聞き手となり、著名人の映画体験をひもとく『週刊プレイボーイ』の連載『角田陽一郎のMoving Movies~その映画が人生を動かす~』。

今週も前回に引き続き、「ルパン三世」の声優としてもおなじみの栗田貫一さんが登場。

* * *

──初めてルパンの声をあてたのは『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』(1995年)ですよね。当時はどんな気持ちだったんです?

栗田 「できるワケがないじゃない」というのが率直な気持ちでしたね。20秒くらいなら頑張るけど、と。

──ワンシーンまでというか。

栗田 たとえば朝、ルパンが隠れ家で過ごしてるシーンで、次元に新聞を取ってほしいと言うとしますよね。今なら普通に「おい次元、新聞取ってくれよ」と言うんだけど、その頃はやったことがないから、「次~元ちゃ~ん、新聞取ってよ~」になっちゃって。

──あ~、なるほど。

栗田 「ふ~じこちゃ~ん」は全然いいんです。モノマネとして自信あったんで。でも、当たり前だけど映画は、普通の時間のほうが長いワケですよ。

──ずーっと「ふ~じこちゃ~ん」って言ってるワケじゃないですもんねえ。

栗田 それに、作品を録(と)るのって実は、1年のうち2日間だけなんです。つまり、あとの363日は普通の僕が喋って、同じ口から瀬川瑛子さんとか、いろんな人の声を出している。

結果、たったその2日だけ山田さんになろうとして、下手なのがずっと続くんだから、うまくなるワケがない。だから、結局ずっと「せんきゅうひゃくにじゅうなんね~ん」ってやるしかない。

ほんと、作品をぶち壊してるよね。だから、僕には夢があって、もし叶うなら最初の何本かを、自分のとこだけでいいから、録り直させてくれないかなって。劇場公開映画なのに、酷いことしちゃったよね。

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最終更新:6/12(水) 6:20
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