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交流戦初代王者・ロッテの強さの源は西岡剛と「YFK」だった

6/13(木) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回は交流戦の注目としてロッテ、ヤクルトの戦いぶりを取り上げさせていただきます。

 交流戦が始まったのは2005年からでした。私は当時ロッテの一軍コンディショニング・コーディネーターとして在籍していましたが、05、06年と交流戦は2年連続優勝しました。日本シリーズ以外でセ・リーグのチームと公式戦で戦う機会はそれまでなかったので不思議な感じでしたね。特に印象に残っているのが巨人戦です。清原和博選手、タフィ・ローズ選手、小久保裕紀選手、高橋由伸選手、阿部慎之助選手、仁志敏久選手、二岡智宏選手とスターぞろいで選手たちの体が大きいことに驚かされました。

 ロッテは交流戦の快進撃の勢いそのままに、05年は日本シリーズで阪神に4連勝して日本一に輝きました。交流戦で白星を重ねた秘訣は「一番打者と救援陣」だと感じます。一番の西岡剛がリードオフマンとして塁に出て、盗塁など機動力で相手をかき回して先取点を奪う。ロッテファンの熱狂的な応援のサポートもあり、試合開始から相手をのみこむような勢いがありました。勝利の方程式で「YFK」と呼ばれた薮田安彦投手、藤田宗一投手、小林雅英投手が安定感抜群だったのも大きな要因ではないかと思います。

 交流戦はパリーグが強いイメージがあると思うのですが、06年の交流戦でロッテと優勝争いを繰り広げたのがヤクルトでした。あのときは強力打線が脅威でした。一番の青木宣親選手の出塁率が高く、中軸もアレックス・ラミレス選手、アダム・リグス選手、グレッグ・ラロッカ選手、古田敦也選手、岩村明憲選手と破壊力がありました。

 ヤクルトは昨年の交流戦でも勝率1位に輝いています。今季は5月中旬から16連敗と苦しみましたが、この交流戦をきっかけに巻き返してほしいです。ロッテも今年は十分に優勝を狙えるので、お得意の交流戦で上昇気流に乗ってほしいですね。

文=インプレッション・平尾類 写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:6/13(木) 12:27
週刊ベースボールONLINE

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