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幅広い世代から賛否の声 『わたし、定時で帰ります。』“働き方”へのメッセージ

6/13(木) 8:10配信

コンフィデンス

 吉高由里子主演の『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)がクライマックスを迎える。話数を重ねるごとにドラマバリュー満足度ポイントを伸ばしてきている本作は、現代の日本の職場で起こっているさまざまな労働問題を通して「働くことの意味」を見つめ直すお仕事ドラマ。時代を捉える本企画を、TBSスパークルの新井順子プロデューサーに振り返ってもらった。

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■テレビが『これが正解』と断言するのは危険なこと

 主人公の東山結衣(吉高)は、過去のトラウマから仕事よりも人生を大切にし、効率よく仕事をすることで「残業ゼロ」を貫く、昨今叫ばれるワーク・ライフ・バランスを象徴するような女性だ。

 ドラマ後半にかけては、結婚を控えていた結衣が、ブラック上司の無理難題により、ついに「定時で帰る」というモットーが崩されてしまう。さらには、同棲によって浮き彫りになる恋人(中丸雄一)との価値観のスレ違い。そして、仕事の多忙さとともに図らずも縮まっていく、同僚で元婚約者(向井理)との微妙な距離感。果たして職場環境は改善されるのか? そして結衣の恋の行方は? 最終回にかけては見逃せない要素が満載だ。

 原作は主人公と同世代の20~30代女性に共感を集める同名小説。ただし、ドラマでは主人公を原作よりも「控えめなキャラクター」に微調整したという。

「ドラマが始まる前は『もっと自己主張が強い主人公の話だと思っていた』という声が多かったんです。『定時で帰ります』という言葉も、人によっては我が強すぎる印象を与えるのかもしれません。だけど、仕事観も人生観もこれだけ多様化しているいま、テレビが『これが正解です』と断言するのはとても危険なことなのかなと。本作でも『結衣の働き方だけが正しい』という描き方にはならないように気を付けています。また、吉高さんも見事に役をつかんでくれました。自分とは考えの違う相手に意見するような言葉でも、押し付けがましくならず、むしろ癒しに聞こえるのは、彼女の絶妙に柔らかい口調やセリフ回しのおかげだと思います」

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最終更新:6/13(木) 8:10
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7/15・7/15号

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