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信頼関係が組織に与える影響とは

6/13(木) 10:50配信

コーチ・エィ

「世の中にはなぜ、成功する組織とそうでない組織が存在するのか?」

組織を率いる人であれば、誰もがその答えを知りたい「問い」の一つでしょう。

人の脳内ホルモンと「信頼」の関係を初めて解明した化学チームの一員であるポール・J・ザック氏の著書『トラスト・ファクター』は、組織の成功には、互いに信頼し合う文化を構築することが何より重要だ、という前提に立って様々な考察をしています。

信頼関係と組織の業績の関係とは?

ザック氏は、お互いに信頼しあうこと、すなわち信頼関係が従業員のモチベーションに与える影響についての調査結果と業績に与えるインパクトについて「組織の信頼度が上位4分の1の企業で働く従業員は、下位4分の1の企業で働く従業員と比べ、生産性が50%、仕事に対するやる気が106%、勤務中の集中力が76%上回る」と記述しています。

また、「今後1年間は今の職場に留まるつもり」と回答した人は、信頼関係が強い企業の方が50%高く、「家族や友人に今の職場を勧めるつもり」と回答した人も88%多いのです。

そして、当然ながら、信頼関係が強い企業に勤める従業員のほうが現在の仕事に対して満足度が56%高いのだそうです。

もはや、信頼関係は単に心情的に「あればなお良い」ものではなく、信頼関係の強い文化を生み出すことが、生産性、社員のロイヤリティー、離職率など組織に大きなリターンをもたらすと結論づけています。

日本企業の「職場における信頼関係」の実態

「職場における信頼関係の実態」について、興味深い調査を見つけました。(※2)

ブラジル、中国、ドイツ、インド、日本、メキシコ、英国、アメリカの8か国のあらゆる企業に勤務している19歳から68歳までの正社員9800名を対象に調査したところ、6人中1人が、現在の会社に対して「あまり信頼していない」「信頼していない」と回答しているのです。日本の結果は、会社への信頼(21%)、上司への信頼(22%)、チーム/同僚への信頼(22%)と、いずれも8か国の中で一番低い結果でした。

さらに、この調査では上司やチーム、同僚に対して「あまり信頼していない」「信頼していない」とする回答の背景にある要因のトップ5にコミュニケーションに関する次の2点があることを示しています。

「オープンなコミュニケーション/透明性がない」
「十分なコミュニケーションが足りない」

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最終更新:6/20(木) 17:29
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