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副業も大成功で資産がスゴい! 何でもうまく行くセレブの生き方

6/13(木) 7:04配信

FRIDAY

◆リアーナ 総資産6億ドル! 様々な体形や人種にフィットする商品連発し大成功

シンガーのリアーナが、満を持してラグジュアリーブランドの「フェンティ」をローンチした。ビジネスパートナーはLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループだ。ちなみに“フェンティ”は、リアーナの姓である。

カイリー・ジェンナー、オルセン姉妹、カニエ・ウェスト、ジャスティン・ビーバー他 セレブたちのビジネス展開

リアーナのビジネス展開はスゴイ。まず、2013年に英ブランド「リバーアイランド」と手を組み、「リアーナ・フォー・リバーアイランド」を高感度セレクトショップ「オープニング・セレモニー」限定で販売したのを皮切りに、2016年には「プーマ」と協業した「フェンティ・プーマ・バイ・リアーナ」を、2018年にはあらゆる体型を想定した幅広いサイズ展開のランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ」を発表した。

同時に、コスメ分野にも進出。2013年に「M・A・C」とコラボコスメを発売し、2017年にはコスメブランド「フェンティ・ビューティー」を立ち上げ、どんな人種・肌色でもなじむ色が見つかるようにと、40色ものファンデーションを用意した。

こうして専門外のビジネスを始めるときは、まずは信頼できる企業のもとでコラボラインを手掛け、業界について学び、のちに自分自身のブランドで自由なクリエイションを行う。時勢を読み、本当にニーズがある商品を作るのがリアーナの得意とするところだ。

これまでに手掛けたブランドで、多様性を強く打ち出し、様々な体型や人種にフィットする商品を次々に生み出しているリアーナ。先日、音楽活動だけでなく、サイドビジネスによる収入により資産額が6億ドル(約650億円)に達し、ビヨンセやマドンナを抜いて最も裕福な女性ミュージシャンになったことが報じられたばかり。巨大コングロマリットを後ろ楯に、次はどんなことを打ち出していくのか注目が集まる。


◆カイリー・ジェンナー リアリティタレントのコスメブランドが大成功

幼いころからリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演し、私生活を晒していたカーダシアン&ジェンナー家の末娘カイリー・ジェンナー。目立ちたがり屋な一家の中では控えめな性格で、実は恥ずかしがりだというカイリーは、2015年にわずか18歳でコスメブランド「カイリー・コスメティクス」を起業した。

カイリーはこのブランドで、ファンデーションの濃淡で陰影を作る“コントゥアリングメイク”を提案。SNSやアプリによる宣伝も上手く、ネット通販のみの展開にも関わらず、発売するアイテムはどれも飛ぶように売れた。

設立から2年経たずに「カイリー・コスメティクス」は4億ドル(約430億円)を売り上げ、2019年にはカイリーの資産が10億ドル(約1080億円)を突破したことも判明。カイリーは世界最年少のビリオネアに認定された。

そんなカイリーに触発されたのか、異父姉のキム・カーダシアンも「KKWビューティー」なるコスメブランドを立ち上げ、こちらも業績は順調だ。続いて、姉でモデルのケンダル・ジェンナーも、コスメブランドを設立するべく、自身の名前を商標登録したという。

カイリーは今年5月、新たに会社を設立し、スキンケアブランド「カイリー・スキン」をスタートさせたばかり。リアリティタレントとして活躍しながら、さらに稼いでいくつもりのようだ。


◆オルセン姉妹 ファッションビジネスが本業 賞を何度も受賞する本格派

なつかしのシットコム『フルハウス』で、0歳(!)のころからミシェル役をダブルキャストで演じていた双子のオルセン姉妹は、現在ファッションデザイナーとして活躍中だ。

アシュレーは2004年の映画『ニューヨーク・ミニット』、メアリー・ケイトは2011年の映画『ビーストリー』を最後に女優業から身を引いているが、裏方に徹しすぎず、おしゃれイベントに出席しては元気な姿を見せ、古参のファンを喜ばせている。

実はこの姉妹、7歳(!!)のころに自身の会社を設立している。当初は純粋な芸能プロダクションだったが、グッズの製作・販売が大当たりし、やがて本格的なファッションビジネスへと参入していった。

ウォルマート系列で販売されたローティーン向けのカジュアルブランド「メアリー・ケイト&アシュレー」、その後継の「オルセン・ボイエ」は他会社が生産を行うライセンスビジネスだが、「エリザベス&ジェームス」(2016年に他社とのライセンス契約を終了し、自社で経営)と高級ラインの「ザ・ロウ」は、姉妹が自身の会社で運営している。

なかでも、姉妹が力を入れている「ザ・ロウ」は、ファッション業界で最も権威のあるCFDA賞を何度も受賞しているほどの本格派だ。もはや、「オルセン姉妹が手掛けた」という付加価値が必要ないほど成功している。昨年夏にはメンズラインもスタートしており、さらにビジネスの規模は拡大していきそうだ。


◆カニエ・ウェスト ファッションのために下働き 「NIKE」から「アディダス」へ乗り換え大成功

ミュージシャンのカニエ・ウェストも、サイドビジネスとしてファッション業界に参入しているセレブのひとり。彼が手掛けるのは、「アディダス」とのコラボからスタートした、フットウェアとアパレルを展開する「YEEZY」だ。

もともと、コラボ相手は「NIKE」だった。2度もコラボスニーカーを発表したものの、ロイヤリティーをめぐり衝突。激怒したカニエが、あてつけるかのように「アディダス」へ乗り換えた。そして、2015年に「アディダス・オリジナルス」とのコラボスニーカー“YEEZY BOOST”を発表し、ほぼ同時期にアパレルラインもスタートした。以降、新作が発売される度に、商品は即完売。なんとか手に入れたいファンたちによる熾烈な争奪戦が繰り広げられている。

そもそもカニエは、音楽業界で成功する以前からのファッションおたく。グラミー賞を何度も獲得したあとも服への情熱は冷めず、2009年には「フェンディ」のインターンとして月給500ドルで働き、お茶汲みやコピーといった下働きも経験した。その年のうちに「ルイ・ヴィトン」とコラボしてスニーカーコレクションを発表、2011年には「DW」というブランドを立ち上げ、パリコレデビューも果たしている。

こうして実績と人脈を拡げたカニエは、ファッション業界でも一目置かれる存在。「日本の下駄に着想を得た」とサイズの小さすぎるサンダルを履いて笑われようと、妻を引き立てるために42ドルのジャケットでファッションの祭典「メット・ガラ」に出席しようと、スニーカーの売れ行きは相変わらず好調だ。今月6日には、発売されたスニーカーの新色を求めるファンや転売目的のバイヤーが、原宿の「アディダス」に1000人以上もの行列を作った。


◆ジャスティン・ビーバー ミドルネームを商標登録したファッションブランドでストレス解消!?

今から4年前、21歳のころにはすでに資産が240億円を超えていたというジャスティン・ビーバーは、普段“ラグジュアリー・ストリート”ファッションを好んで着ている。

“ラグジュアリー・ストリート”とは、Tシャツにスニーカーを合わせるような、いわゆるストリートカジュアルのことだが、スウェットは6万円、Tシャツが4万円の世界と、とにかくアイテムの値段がいちいち高い。ジャスティンは、そんな値段でもバカ売れしているブランドを愛用し、それらのデザイナーたちとも親しい。

2017年に中断したコンサートツアー『パーパス・ワールド・ツアー』では、ラグジュアリー・ストリートブランド「フィア・オブ・ゴッド」のデザイナーであるジェリー・ロレンゾにグッズ製作を依頼。Tシャツやスウェット、コーチジャケットなどのファッションアイテムをラインナップしたこの特別なコレクションは、飛ぶように売れた。「H&M」などのファストブランドからも廉価版を発売し、こちらも大ヒットさせている。

こうして、服作りの楽しさを経験したジャスティンは、休養中に自身のミドルネームである“ドリュー”を商標登録。今年1月に、スマイリー・フェイスをトレードマークにした、カジュアルブランド「ドリュー・ハウス」の販売をスタートした。

イエローとキャメル色を基調にしたピースフルなカジュアルアイテムは、長袖のTシャツが58ドル(約6300円)、フード付きのスウェットが98ドル(約1万600円)と、ジャスティンの着ている服よりもずっと低価格だ。5月末にコレクションの第三弾が発売されたばかりだが、すでにすべてのアイテムが完売している。

今のところ、ブランドの規模はさほど大きくなく、サイドビジネスと呼ぶには商売っ気が足りない気もするが、ヒット曲への期待が高すぎてプレッシャーを感じているというジャスティンにとって、「ドリュー・ハウス」はよきストレス解消法になっているようだ。


◆ヴィクトリア・ベッカムの本気が「ヴィクトリア・ベッカム」を本物に!

アイドルやスターは自分の名前を冠したファッションブランドを立ち上げがちだが、そのブランドがおしゃれだった試しはない。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズ、ヒラリー・ダフなどがその例だ。ターゲットがファンや子供たちなので、ファッション性よりもグッズ性が重視されるためだ。元スパイス・ガールズのヴィクトリア・ベッカムが2008年に立ち上げた「ヴィクトリア・ベッカム」も、当初はそんなブランドだと思われていた。

当時のヴィクトリアは、おしゃれアイコンではあったものの、浮気した夫にペナルティとして数億円相当の指輪を買わせたり、豊胸手術でシリコンの量を欲張りすぎたりと、話題に事欠かないゴシップ誌の常連セレブだった。そんなわけで、ファッション業界もヴィクトリアのブランドをまともに受け止めなかった。

だが、ヴィクトリアは本気だった。デザインはもちろん、素材選びや工場とのやり取りも他人任せにせず、ショーの運営や販売方法の事細かな判断まですべてのプロセスに携わった。ほかのセレブたちのように、丸投げしたりはしなかった。

こうしてこだわり抜いた結果、2011年にはブリティッシュ・ファッション・アワードのデザイナー賞を、2014年には同アワードのブランド賞を獲得。ヴィクトリアもオルセン姉妹のように、ファッション業界で成功した数少ないセレブのひとりに加わったのだ。今では多くのセレブたちが公の場で「ヴィクトリア・ベッカム」を着ており、昨年のクリスマスにはメーガン妃が全身「ヴィクトリア・ベッカム」を着用したことも大きな話題に。

2012年のロンドンオリンピックで、スパイス・ガールズは再結成を果たし、一夜限りのパフォーマンスを披露した。このときはメンバーとしてステージに立ったヴィクトリアだが、今年の再結成ツアーには不参加を表明した。理由は、サイドビジネスだったデザイナー業が、本業となったためだ。

そんなヴィクトリアだが、エンターテインメントの世界から完全に引退する気はないよう。最近は、ステージに立たない代わりに、YouTubeの投稿に力を入れている。そのうち、デザイナーのほかにYouTuberという肩書きが加わるかもしれない。


◆グウィネス・パルトロウ CEOとしてライフスタイルブランドを引っ張る

現在、女性セレブたちの間でライフスタイルブランドの設立が流行している。その先駆けが、女優グウィネス・パルトロウの手掛ける「goop」だ。

「goop」は、2008年にグウィネスがスタートしたブランドだ。初期は、お嬢様育ちのグウィネスが普段使っているという生活用品を紹介&販売するサイトだった。嫌味なほどおしゃれで高価なアイテムのリストは、意識の高い女性たちに大ウケだった。

やがて、「goop」はコスメやボディケア、さらにはアパレルグッズなど、オリジナルの商品を売るように。加えて、充実したナイトライフのためのセックストイの取り扱いや、健康に良いとされる民間療法の紹介などもスタート。オンラインだけにとどまらず、有料の講習や座談会を行うなど、多角的な展開で事業を拡大していった。グウィネスは現在、女優業よりも「goop」の経営に重きを置いていると語っている。

グウィネスの成功に感化されたのが、女優のジェシカ・アルバだ。2011年にスタートした「オネスト・カンパニー」は、オーガニックな家庭用品を製造・販売する一大ライフスタイルブランドに成長。2015年には「オネスト・カンパニー」の時価総額が10億ドル(約1086億円)に達した。
女優のリース・ウィザースプーンも、2015年にライフスタイルとスポーツウエアのブランド「ドレーパー・ジェームズ」をスタートしている。ブリトニー・スピアーズもこの春に新ブランドをローンチする予定だったが、体調を崩して先延ばしになっている状態だ。

こうして、人気の女性セレブが次々に起業していく中で、盛大にコケてしまったのが女優のブレイク・ライヴリーだ。2014年に「プリザーブ」というライフスタイルブランドをスタートしたが、翌年、「準備不十分」を理由に事業から撤退している。人気セレブなら誰でも成功できるわけではないようだ。

構成・文:原西香(はら あきか)
海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中

最終更新:6/13(木) 7:04
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