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バレー・ブラジル男子代表/イオアンディ・レアル、ふたたび国際舞台へ

6/13(木) 11:49配信

月刊バレーボール&月刊バスケットボール

“鳥人軍団”キューバ男子代表として活躍

 6月7日から9日にかけて行われたバレーボールの国際大会「FIVBネーションズリーグ2019 予選ラウンド男子 東京大会」。日本のほか、ブラジル、イラン、アルゼンチンが集った中、ブラジル代表のアウトサイドヒッター、イオアンディ・レアルにフォーカスを当てた。

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 バレーボール界において、世界のトップに君臨し続けるブラジル男子代表。世界選手権は2002年から2010年まで3連覇を達成、2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した。昨年の世界選手権では最後、ポーランドに敗れたものの、5大会連続で決勝進出を果たした。

 そのセレソン(=ブラジル代表)に今年、新たな顔が加わった。身長202センチ、最高到達点361センチを誇るアウトサイドヒッター、イオアンディ・レアル。その名前を以前に聞いたことがある人もいるかもしれない。かつてはキューバ代表の一員としてプレーしていたアタッカーである。

 1989年ワールドカップバレーで優勝、1990年の世界選手権で準優勝を果たしたキューバ男子代表は、抜群の身体能力を生かした攻撃力で世界を席巻し、そのさまは“鳥人軍団”と称された。ジョエル・デスパイネ、レオネル・マルシャル、ロベルランディ・シモン、オスマニー・ユアントレーナといった面々が国際舞台で活躍し、いま現在、世界で指折りのアタッカーとうたわれるウィルフレド・レオンも代表を背負った。レアルもその一人で、2010年世界選手権ではシモンやレオンとともに銀メダルを手にしている。

 その後キューバのバレーボール界が浮き沈みを繰り返す中、やがてユアントレーナはイタリアへ、レオンはポーランドへ、それぞれ帰化という道を選択する。そして、2014年、レアルはブラジルへの帰化を申請し、翌年、国籍を取得した。そこからはFIVB(国際バレーボール連盟)の規定上、代表資格を要するまでに期間(4年間)が設けられることになり、『イオアンディ・レアル』の名前はナショナルチームによる国際大会で見られなくなったのである。

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