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痩せられないのは「デブ菌」のせい!? ダイエットの鍵をにぎる腸内細菌

6/13(木) 21:01配信

ウィメンズヘルス

「そんなに食べているつもりはないのに、痩せられない」と思っている人は、腸にデブ菌が多く住みついているのかも……。
ダイエットに重要なのは腸内環境! そこで、今回は東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生にお話を伺った。

私たちの腸内環境は?

「私たちの腸には、およそ200種100兆個という数の腸内細菌が棲んでいます。腸内細菌の全容が明らかになったのは、ごく最近のことなのです」と藤田先生。

従来は、善玉菌である「アクチノバクテリア門」と悪玉菌の「プロテオバクテリア門」という腸内細菌のみが知られていた。でもこの2種類の細菌の数は、腸内の3割。最近になり、残りの7割は日和見菌という腸内細菌がほとんどであることが分かった。その細菌群に属すのが、「フィルミクテス門」と「バクテロイデス門」である。

日和見菌とは、健康な時はおとなしいのに、体が弱ったりすると腸内で悪い働きをする細菌。つまり、腸内環境が悪化し、悪玉菌優位になると、日和見菌は悪玉菌に味方し、ますます腸内環境が悪くなるという負のサイクルに陥ってしまう。

悪玉菌の仲間になりやすい日和見菌「フィルミクテス門」をデブ菌、善玉菌の仲間になりやすい日和見菌「バクテロイデス門」をヤセ菌と呼んで、話を進める。

主な細菌のそれぞれの働きはこちら。

日和見菌:ヤセ菌、デブ菌も日和見菌グループに属する。デブ菌は悪玉菌、ヤセ菌は善玉菌にどちらかというと加担する傾向にある。

善玉菌:「アクチノバクテリア門」に属する。乳製品やビフィズス菌など私たちの健康に良い働きをするグループ。食物繊維をエサにしているとヤセ菌と一緒に短鎖脂肪酸や水素など健康に大事な物質をたくさん作り出す。

悪玉菌:「プロテオバクテリア門」に属する。大腸菌やウェルシュ菌など、腸内で優勢になると有害物質を発生し、健康を害する菌のグループ。動物性脂肪やたんぱく質の多い食事、便秘が続くと異常繁殖し、体を傷つける。

ポイント:日和見菌7割、善玉菌2割、悪玉菌1割が腸内細菌の黄金比率。
健康でいられる腸内フローラは、この腸内細菌の比率。これを目指していくと、非常に良い健康状態を築くことができる。

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最終更新:6/13(木) 21:01
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