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イランは本当に北朝鮮と同じぐらい危険な国なのか?

6/13(木) 6:30配信

Book Bang

池内 アメリカは、イランに対してもバランスを欠いているように思います。

北岡 その通りで、北朝鮮とイランを同列に置くなんておかしな話です。アメリカとの関係で言えば、イラン、ミャンマー、キューバの三ヵ国が難しい。日本からすれば、いずれも「まあまあの国」で、そんなに悪い国ではない。あまり性急に民主化を求めても、「アラブの春」と同様、逆効果になる危険性もある。
 今はミャンマーに対する国際社会の批判は厳しいけれど、かつて日本がインドネシアのスカルノ体制の経済開発を支えて結果的に民主化が進んだように、辛抱強く見守っていく必要があると思います。

 ※【筆者対談】北岡伸一×池内恵/「大国の周縁」から見た地政学「波」2019年6月号より

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北岡伸一(きたおか・しんいち)
1948年、奈良県生まれ。東京大学名誉教授。2015年より国際協力機構(JICA)理事長。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連大使(国連代表部次席代表)、国際大学学長等を歴任。2011年、紫綬褒章受章。著書に『清沢洌』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党』(吉野作造賞受賞)、『国連の政治力学』、『外交的思考』など。

池内恵(いけうち・さとし)
1973年、東京都生まれ。東京大学先端科学技術研究センター教授。東京大学文学部イスラム学科卒業。同大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。著書に『現代アラブの社会思想』(大佛次郎論壇賞)、『書物の運命』(毎日書評賞)、『イスラーム世界の論じ方』(サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(毎日出版文化賞特別賞)、『中東 危機の震源を読む』、『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』『シーア派とスンニ派シーア派とスンニ派』などがある。

[文]新潮社

新潮社 波 2019年6月号 掲載

新潮社

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最終更新:6/13(木) 12:10
Book Bang

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