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〈広島〉磯村嘉孝、第3の捕手からの脱却へ

6/14(金) 12:11配信

広島アスリートマガジン

今季から一軍公式戦に出場できる選手登録枠が28人から29人に変更となった。ベンチ入りできる人数は25人で変わりないが、出場選手登録から外れると再登録に10日必要になることを考えると1枠増とはいえ大きい。一軍枠が広がれば登録抹消をしなくても入れ替えるベンチ入りメンバーの選択肢が増えるため、より柔軟な選手起用が可能になる。

その恩恵も少なからずあるだろう。近年捕手3人体制が通常となる中、5月17日からカープは會澤翼、石原慶幸、磯村嘉孝、坂倉将吾と昨季4月に続く捕手4人体制を敷いている。守備だけを考えれば、余程のことがないかぎり3人で賄える。それでも首脳陣が4人体制を選択したのは、捕手陣の打力が向上したからに他ならない。

今季、それが顕著に表れているのがプロ9年目の磯村嘉孝だ。チームが5月に快進撃を続けるなかで、少ない打数ながらも4割に迫る高打率をキープするなど快音が続いた。6月時点ですでにキャリアハイの安打数も記録し、6月12日の日本ハム戦では打力を買われて指名打者として先発出場も果たしている。

「(好調の要因は)シンプルな考え方で打席に入れていることです。球種とかコースとかいろいろ考える打者はいますけど、僕は甘い球を絶対に逃さない、その一球を仕留めるという気持ちで打席に入っています」

磯村の打力が向上したことで、會澤翼、坂倉将吾と共に“打てる捕手”が揃うことはチームとして大きなアドバンテージだ。捕手としても昨季は大瀬良大地と10試合バッテリーを組んで経験を積み、今季はアドゥワ誠、山口翔といった若手投手を好リードで先発初勝利に導いている。攻守において日々存在感を増す“第3の捕手”。さながらキャッチャー王国となったカープにおいて、磯村が虎視眈々と正捕手の座を狙っている。

広島アスリートマガジン編集部

最終更新:6/14(金) 12:11
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