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アニメ映画『海獣の子供』久石譲インタビュー映像公開 誰もやっていない映画音楽の手法を語る

6/14(金) 16:04配信

KAI-YOU.net

絶賛上映中の映画『海獣の子供』の音楽を手がけた、久石譲さんのオフィシャルインタビュー映像が公開された。

【画像】指揮を執る久石譲

インタビューでは本作で仕掛けた、従来誰もやっていない映画音楽の制作や、作品の魅力について語られている。

幻想的な生命誕生の物語『海獣の子供』

自然世界への畏敬を独自の漫画表現で読者を魅了し続ける漫画家・五十嵐大介の『海獣の子供』を、映画『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、世界から注目を浴びるSTUDIO4℃が映像化した本作。

中学生の少女・安海琉花とジュゴンに育てられた2人の少年たちを中心に繰り広げられる幻想的な生命誕生の物語だ。

主演は14歳ながらにして数々の映画・ドラマ・CMにて幅広く活躍する芦田愛菜さんがつとめ、石橋陽彩さんや浦上晟周さんといったフレッシュな若手から、森崎ウィンさん、稲垣吾郎さん、蒼井優さんら実力派キャストが集結。

米津玄師さんが書き下ろした自身初の映画主題歌「海の幽霊」も大きな話題を集めている。

あえて映画音楽のセオリーから距離を取る

「音楽を状況に付けるか、心情に付けるか」という映画音楽のセオリーから距離をとって、観客が主体となってイメージし、音楽と映像が共存できるように今回の音色を紡いでいったという久石譲さん。

また、映画音楽が効果音楽と同一化している作品が多くなってきており、表現媒体の制作陣が昔の音響方法を取っていてはいけないとも。

作品についても、「観る人のイマジネーションをきちんと駆り立てるもので、アンテナを貼っていればこれほど面白い作品はない」とその魅力を語っている。

筆者も公開日翌日に『海獣の子供』を鑑賞したが、圧巻の映像表現と、無意識的に入り込んでくる映画音楽には息を飲んだ。

五十嵐大介さんが生み出し、STUDIO4℃が色と動きを付け、久石譲さんが新たな命を吹き込んだ“音”、これらに注目すると、作品をより深く堪能することができるだろう。

森田将輝

最終更新:6/14(金) 16:04
KAI-YOU.net

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