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【ボクシング】田中教仁が強打と技術で初防衛 粘る春口を3-0で退ける~日本ミニマム級~

6/14(金) 7:53配信

ベースボール・マガジン社WEB

 13日、東京・後楽園ホールで行われた日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦は、チャンピオンの田中教仁(34歳=三迫)が、挑戦者の8位・春口直也(29歳=橋口)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。5回にダウンを奪った田中は、春口を引き寄せてカウンターをヒットさせる技に徹し、2017年5月に喫した判定負けの雪辱を果たした。

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 2度ダウンを奪い、3度目はスリップの裁定となった末の判定負け。春口の地元・鹿児島に乗り込んでの試合は、物議を醸したものだったが、「リベンジという意識はしない」と田中。気持ちを入れ込みすぎ、前がかりになりすぎる自分を抑制するためだろう。その意識があったら「やられてた」と田中は試合後、振り返った。

 身長差10cm。ミニマム級では破格の一撃を持つ田中だが、大柄な春口との正面きっての打ち合いは得策ではないと感じたのだろう。距離をとり、回り、春口を引き寄せて、打たせてかわし、打つ。この作戦が奏功した。挑戦者は、追いかけながらワンツーをベースにした連打を繰り出していくが、王者は、しっかりと動きを読み取ってガードやボディワークでかわし、要所で得意の右クロスをヒットさせていく。距離や“間”が悪くなると、左ジャブを的確にヒットさせて、春口を止めてみせた。

 5回には右のカウンターで春口をバッタリと前のめりに倒したが、立ち上がった挑戦者も必死に打ち返してここはしのいだ。

 その後、田中は左のボディブローでもダメージを与え、接近戦でも左アッパーカットを突き上げてポイントを積み重ねていく。しかし、距離ができての右の相打ちでは春口が打ち勝つシーンもあった。

 危険なタイミングを外し、完全に田中ペースとなっていた9回、ふとした間を突いて、春口がワンツーをヒット。田中が大きく後方に揺らいだが、「スパーリングでもそういう場面が何度もあって対処してきた」王者は、落ち着いてクリンチで切るなど、経験の大きさを示した。

 ボディが効いていて力感を失っていた春口だが、最後まで田中を倒しにいった。だが、王者も右クロスと左ボディで対抗。96対93、97対92が二者の3-0判定勝利を握った。

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最終更新:6/14(金) 7:53
ベースボール・マガジン社WEB

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