ここから本文です

ヘンリー王子、母ダイアナ妃の意志を受け継ぎ、地雷撲滅に向けての活動開始へ

6/14(金) 20:21配信

ハーパーズ バザー・オンライン

 生前、地雷撲滅活動に力を注いでいたダイアナ元妃。1997年にアフリカ・アンゴラを訪問し、地雷原を歩く彼女の姿は世界中で報道され話題となった。
 それから20年後の2019年6月、今度は元妃の息子ヘンリー王子がアンゴラを訪れ、元妃の活動を引き継ぐことが明らかになった。地雷除去を専門とする慈善団体「ヘイロートラスト(The HALO Trust)」は先日、ヘンリー王子が6月末に同団体の代表者たちと対面することを公式ツイッターで発表した。

【写真】今まで知らなかったダイアナ妃に関する30のこと

また公式ウェブサイトにも「ヘンリー王子は2019年6月17日(月曜日)、『ヘイロー』、アンゴラ政府、環境保全の専門家たち、そして世界中の博愛主義者たちと共に、アフリカの環境保全のためにも、オカバンゴ川の源流にある地雷を除去することの大切さについて話し合う予定です」とのメッセージをアップしていた。

なお、ヘンリー王子が地雷撲滅活動に取り組むのは、これが初めてではない。王子は2017年4月、「ヘイロートラスト」が開催していた「2025年までに地雷ゼロを目指す」という世界キャンペーンを支援していた。

その際、王子はケンジントン宮殿でこのようなスピーチを披露。「私の母が取り組んでいた地雷撲滅活動に対し、一部の人たちからは『王室による政治的介入』という批判の声も上がっていました。しかし、母にとってその活動は、政治のためではなく、人々を助けるためのものだったのです」

「過去20年の間に、さまざまな偉業が成し遂げられたのはいうまでもありません。しかしそれと同時に、オタワ条約(対人地雷全面禁止条約)に基づく義務を果たすためには、まだまだ課題が残っているということも認識しなければなりません」

オタワ条約の締約国は、「2025年までに地雷のない世界を実現する」という目標を掲げている。

1997年に「ヘイロートラスト」の一員としてダイアナ元妃のガイドを務め、現在は国連地雷対策サービス局(UNMAS)で働くポール・ヘスロップ氏は以前、『タウン&カントリー』誌の取材に対し、このように語っていた。「ダイアナ元妃が取り組んでいた活動と聞いて、怖気付いた人たちもいました。だれも、彼女の輝かしい功績を自分のものにはしたくなかったのです。しかし、彼女の息子たちであれば、元妃の功績と思いを受け継ぐことができると思います。ヘンリー王子は、元兵士です。ヘリコプターの乗員としてアフガニスタンの前線地域に派遣され、任務もこなしています。地雷の恐ろしさを目の当たりにしているのです。また切断を余儀なくされた元兵士たちのサポートも行っています。ロイヤルファミリーのなかでも、ヘンリー王子が一番の理解者だと私は思っています」

Translation: Reiko Kuwabara From TOWN&COUNTRY

最終更新:6/14(金) 20:21
ハーパーズ バザー・オンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ハーパーズ バザー

ハースト婦人画報社

2019年10月号
2019年8月20日発売

特別定価:700円(税込)

1867年にNYで誕生した世界初の女性
ファッション誌『ハーパーズ バザー』。
厳選された情報を美しいビジュアルと
ともに発信しています。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事