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【ボクシング】小原佳太、復帰戦に圧勝 ウェルター級で再び世界路線めざす

6/14(金) 7:56配信

ベースボール・マガジン社WEB

前WBOアジアパシフィック・ウェルター級チャンピオンで現IBF同級12位の小原佳太(三迫)は13日、東京・後楽園ホールでジョスマル・ケフィ(インドネシア)と10回戦を行い、4回58秒TKO勝ちした。

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アメリカでIBF挑戦者決定戦に敗れてから3ヵ月。危なげなく再起戦を飾った小原だが、試合後は自分を責める言葉が続いた。

「倒し切りたかったのに、ガードを固める相手にそれができなかったのは、僕の引き出しが少なかったから。実力不足です」

相手のケフィは2010年の初来日から数えて、これまで日本で4戦全敗、すべてKO負け。世界にランクされる小原にとっては勝敗以前に内容を問われる試合だった。そのとおりに小原は初回からスピードとパワーで圧倒するが、両腕で顔を覆い、打ち終わりを狙って大きな右を叩きつけてくるケフィを相手に、攻撃が間延びしてしまう。打たれても笑ってごまかすケフィのコミカルな態度もあり、リング上は緊張感を欠いた。

3回には小原の連打にケフィが背を向け、試合を投げかけるが、レフェリーはダメージを認めず続行を指示。4回も戦意を見せずに打たれ続けるケフィを見かねて、ようやくストップがかかった。

締まりのない結末の責任はケフィにあった。だが、望まなかった決着の仕方に、小原は敗者のようにうなだれた。それでも今後を問われると「もう1回、世界を目指します」ときっぱり。32歳と、もう後がないことを自覚し、「今年1年、誠心誠意、頑張ります」とした小原に、三迫貴志会長は「本人が燃えられる試合をさせたい」と再浮上のチャンスを約束した。

文◎藤木邦昭
写真◎山口高明

ボクシング・マガジン編集部

最終更新:6/14(金) 7:56
ベースボール・マガジン社WEB

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